2021年5月11日(火) 18:05~19:00

<時代劇>『斬り捨て御免! 第1シリーズ』

次回の放送予定

2021年5月11日(火) 18:05~19:00
第3話「無情の雨に泣く女」

毎週(火) 18:05~19:00

 呉服門屋・松前屋が、黒装束の武士の一団に襲われ、皆殺しにされたうえ、大金が奪われた。一味が船で逃げたことを知った三十六番所頭取・花房出雲(中村吉右衛門)は、一味は、川沿いに屋敷を持つ七つの藩の一つと睨み、配下の番士、関大助(長門勇)、松波蔵人(伊吹剛)、宇部伝十郎(川崎公明)に探索を命じた。

 一方、花房出雲とは幼なじみの大目付・朝倉丹波(橋幸夫)も配下のくノ一・小笛(北川恵)を使って探索を開始していた。

 やがて、越後の黒川藩の名が浮かびあがった。黒川藩は二年続きの凶作で藩の財政は困窮している。商家から金を奪って財政のたて直しを考えていたとしても不思議はない。

 花房出雲が睨んだとおり、黒幕は黒川藩江戸屋敷の用人・佐竹(三上真一郎)であった。国家老から一万両の調達を命じられた佐竹は、最後の手段として商家の蔵を狙ったのである。そのために佐竹は、仕官をえさに多くの浪人たちを狩り集めた。その浪人たちの中に池上大二郎(三ツ木清隆)がいた。彼と将来を約束したおみつは、身を苦界にしずめて、大二郎が晴れて仕官する日を待っていた。おみつのいる岡場所は、三十六番所のそばにあるため、花房出雲もいつしかおみつと顔なじみになっていた。

 その頃、黒川藩の佐竹は、一万両にするため、大二郎ら浪人たちにあらためて仕官を約束した上、もうひと働き命じていた。

 藩の財政がいかに苦しいとはいえ、罪もない町人を殺し、大金を強奪することは許せない。怒り心頭に発した花房出雲は、ついに単身、黒川藩邸に乗り込んだ。

 事件は落着した。だが、大二郎は死に、彼の仕官を待ちわびていたおみつも大二郎の後を追うかのように入水自殺をした。大二郎、おみつの恋は、黒川藩のエゴの前にはかなく散った。その夜、花房出雲は、全てを忘れるために飲んだ。

出演者・スタッフ

<出演者>
花房出雲:中村吉右衛門
関大助:長門勇
松波蔵人:伊吹剛
宇部伝十郎:川崎公明
勘兵衛:小島三児
はつね:岩井友見
小笛:北川恵
おふね:中條郷子
おみつ:五月みどり
池上大二郎:三ツ木清隆
佐竹:三上真一郎
おでん:高杉早苗
朝倉丹波:橋幸夫
ほか
<スタッフ>
原作:島田一男
監督:山崎大助
脚本:東條正年

番組概要

 このドラマの舞台は、文化文政期の江戸市中899か所に設けられた武家番所の一つ「三十六番所」である。この「三十六番所」とは、幕府の秘密ルートを通して「広く江戸市全体、ひいては徳川治世の社会全般に関する秩序と安寧をはかれ」との特命を受け、管轄を超えての捜査活動や、悪の確認が得られれば「斬り捨て御免!」の特権が与えられた特殊な番所のことである。武家番所の一つ「三十六番所」の最高責任者・花房出雲とその配下が悪の正体を暴く!シリーズ第1弾!(全26話)

SHARE