42(2024.2.14)
スロとファンオクは結婚し、金官伽耶の王と王妃の即位式を迎える。イジンアシがスロのために丹精込めて作った宝刀がささげられスロは刀に誓いを立てる。式は民と共に祝うことを望んだスロの願いどおり、民を招き入れ盛大に行われる。そんな中、玉座への恐れを吐露するスロにファンオクはそばでスロを支える決意を伝え…。
41(2024.2.13)
ファンオクの帰りを待つスロに嵐で船が何十隻も遭難した知らせが届き、ファンオクの安否が分からないままスロは海を見つめる日々を過ごす。しびれを切らした九干は、ソファを王妃に迎え即位式を行うよう迫る。一方、軍事準備を進めてきた斯盧(サロ)国ではタレが今こそ好機だと国王に進言し、挙兵の命令が下るのだが…。
40(2024.2.12)
狗耶(クヤ)国に現れた倭の頭領と楽浪太守の息子を引き合わせたスロは金海港を中継に三国間での貿易を提案する。狗耶国の躍進が気に入らない斯盧(サロ)国では、タレがスロを警戒して戦の準備を進めるが、またもや六村長の反対を受ける。そんな中、スロの王妃に決まったファンオクが婚礼の準備のため天竺へと戻っていくが…。
39(2024.2.9)
王になることを決意したスロに、九干は我刀干の娘ソファを王妃に薦める。スロはファンオクに自分を信じてほしいと思いを伝えるが、ファンオクは九干が反旗を翻すことを案じ申し入れを受けるよう促す。一方、斯盧(サロ)国では、六村長が激しく反発をしているとしてタレは国王からアニとの結婚を諦めるよう言われてしまい…。
38(2024.2.8)
狗耶(クヤ)国の繁栄を妬み乗り込んできた弁韓の長たちに、スロは製鉄術を伝授し繁栄を分かち合うことを約束、長たちの支持を得る。そして、九干を集めたスロは弁韓小国を治める連盟王国伽耶の王になると宣言する。そんなスロに九干はテガンの排除を求める。テガンを捕らえたスロは斬首を求める九干の意見に難色を示すが…。
37(2023.2.7)
瀕死のチョンギョンはチャンソ村から駆け付けたイジンアシに謝り、スロに王座とイジンアシを託して息絶える。スロの希望で殉葬はせず、斯盧(サロ)国からアロとタレも参列しチョンギョンの葬儀が行われる。タレは悲しみに浸るスロの姿に、自分に打ち勝てとスロを鼓舞する。そんな中、チャンソ村に帰るイジンアシにスロは心の内を明かし…。
36(2024.2.6)
楽浪の太守の息子が使節としてやって来るが、スロはファンオクに手を出そうとしたのを見て殴ってしまう。チョンギョンはスロを早く王に立てようと九干を集めるが、皆一様にテガンの処罰が先だと口にする。そんな中、天命館の聖物を壊したテガンはチョンギョンと対峙し、駆けつけたスロをかばうチョンギョンに矢を放つが…。
35(2024.2.5)
スロたちは狗耶(クヤ)国に帰る途中で何者かに襲撃される。その中にイジンアシの配下ヨンビがいたことでチョンギョンは嘆くが、ヨンビはイジンアシは関係ないと忠誠心を見せながら自決する。責任を感じたイジンアシはポドゥルと共にチャンソ村でひっそり暮らすことになる。一方、タレはイルソを斯盧(サロ)国へ呼び軍力増強を図る。
34(2024.2.2)
アヒョ殺害の疑いが晴れ釈放されたスロは、チャンソ村周辺にいる斯盧(サロ)国軍の撤退をナメ王に直訴する。賢いスロを気に入ったナメ王は、斯盧国に仕えるよう要求しスロを引き止める。さらに、アヒョそっくりの双子の姉アニとの縁談をもちかける。一方、チョンギョンたちは一向に戻らないスロを案じて斯盧国へとやって来る。
33(2024.2.1)
斯盧(サロ)国軍は撤退を決め、チャンソ村ではイジンアシが王座につくのはスロだと認め2人は固い握手を交わす。一方、神鬼村を取り上げられ激怒したテガンは夜更けにチャンソ村に忍び込みアヒョをさらって殺してしまう。アヒョの死に、スロは悲しみに暮れチョンギョンたちも騒然とするが、スロは責任を取るため斯盧国へと向かう。
32(2024.1.31)
捕えられたアヒョは人質となってしまい、戦況を聞いたナメ王は怒ってアヒョを解放しないと全軍で狗耶(クヤ)国に攻め入ると言う。そんな中、チョンギョンと共に連合軍の背後にやって来たファンオクは両陣営の調停役を買って出る。スロは、アヒョ解放の代わりに斯盧(サロ)国軍の撤退とテガンが神鬼村から去ることを条件に挙げ…。
31(2024.1.30)
スロはドチと山を越えてチャンソ村に食糧を運ぶ。イジンアシに狗耶(クヤ)国へ戻るよう促すが、拒むイジンアシにスロも村に残ることになる。一方、進展のない陣営を監視するため斯盧(サロ)国からアヒョが女兵士とやって来る。両者対峙する中、チャンソ村の村人を捕えたアヒョたちは村人を使って村の門を開けさせようとするが…。
30(2024.1.29)
チョンギョンの元を去りチャンソ村にやって来たイジンアシはスロが戻るよう説得しても決意は変わらず、村で軍事増強を図り新たな国を造ろうとしていた。一方、狗耶(クヤ)国を取り戻そうとするテガンとスロを消そうとするタレの斯盧(サロ)国軍が連合し、タレの策でイジンアシのいるチャンソ村に進軍してくるが…。
29(2024.1.26)
海畔川の鍛冶場までスロを訪ねてきたアロだったが、スロから二度と来るなと言われ涙を流す。一方、チョンギョンは記憶を取り戻したトゥクソンに、偉業を成し遂げる運命のスロを今まで同様にそばで助けてほしいと頼む。そして、チョンギョンは大鍛冶場と海畔川の鍛冶場の統合、さらに、天君団と勒島の兵士の統合を決断するが…。
28(2024.1.25)
アロとアヒョを引き連れ神鬼村に入ったタレは、テガンに斯盧(サロ)国と君臣関係を結ぶよう促す。さらにタレは、王の夢が断たれチョンギョンと関係がこじれたイジンアシに近づく。アロたちが助けてくれると聞き神鬼村へやって来たイジンアシを捕らえたタレは、チョンギョンにイジンアシと引き換えに大鍛冶場とイルソを要求する。
27(2024.1.24)
スロの育ての母チョバンの妻は、スロがテガンに殺されることを恐れテガンを殺そうとして失敗してしまう。さらに、チョバンの暗殺をテガンが指示していたと知り自ら命を断つ。スロはテガンに復讐しようとするが、ソンドに諭される。そんな中、鍛冶場が完成し祝いに駆け付けたチョンギョンはスロを狗耶(クヤ)国の王にすると話すが…。
26(2024.1.23)
スロを処罰するべきだとするイジンアシは、自らの体を張ってスロを守り抜こうとするチョンギョンに失望する。釈放されたスロは、勒島から人を呼び寄せソンドの力を借りて海畔川に鍛冶場を造る。一方、斯盧(サロ)国でスロの新しい鍛冶場の噂を聞きつけたアヒョは、もう一度スロに会おうと狗耶(クヤ)国にやって来る。
25(2024.1.22)
広い海の向こうへ夢をはせるスロは、ソンドたちに支援を求め海畔川に鍛冶場を造ることを誓う。一方、チョンギョンの心がスロに移ったと思ったイジンアシは、やけを起こしチョンギョンに反抗的な態度をとる。そんな中、ファンオクの証言でスロの毒殺を企てたのがアロとアヒョだと知ったチョンギョンは、2人を捕らえるが…。
24(2024.1.19)
スロの意識が戻ると自分の立場が危うくなると思ったタレがアロと図り、生死をさまようスロを毒殺しようと医者を送り込む。そんな中、ファンオクの知らせを受けスロの危篤を知った勒島のソンドが漢の医者を連れてやって来る。おかげで毒に侵されていたスロは一命を取り留め、一方のタレは斯廬(サロ)国へ逃れるが…。
23(2024.1.18)
ナチャルリョから王になるのはスロだと聞かされたチョンギョンは、聖物を持って逃げたナチャルリョを拷問にかけ真実を聞き出そうとする。そして、チョンギョンはスロが自分の子であることを知る。一方、罠と知りつつもアヒョを助けに向かったスロは、タレが放った刺客たちに襲われてしまい、アヒョの目の前で殺されそうになるが…。
22(2024.1.17)
タレに復讐の機会を得たスロは、タレもまた母親にとっては大切な息子だと見逃してやる。そんなタレは、偶然スロの出生の秘密を知ることになる。一方、スロの身を案じて狗耶(クヤ)国に来たファンオクはチョンギョンから交易を任されるが、スロに近づくのではとアヒョは気が気でない。当のスロは、テガンの家族になることを承知するが…。
21(2024.1.16)
無理やりチョバンの妻と結婚したテガンは、ひそかに集結した天君団に追われ神鬼村へと逃げる。そして、権力を奪還したチョンギョンは鍛冶場にて鉄作りを再開する。そんな中、スロは神鬼村へと向かい母を連れ出そうとするが、テガンに脅されている母に反対され悩む。アロは今こそスロの心をつかめとアヒョをたきつけるが…。
20(2024.1.15)
製鉄に成功したチョンギョンを呼び戻そうと、タレが九干たちに呼びかけをするが動きを怪しんでいたテガンに知られてしまう。そして、約束の場所に集まった九干たちはテガンに殺される。タレは、テガンを倒す好機だとチョンギョンを説得しにチャンソ村へ向かう。そんな中、テガンはスロを自分のものにしようとチョバンの妻に近づき…。
19(2024.1.12)
イルソに代わってサボクが鍛冶長になるが、古い製鉄炉では不良品しか作れずヨム・サチは焦る。一方、スロと共に狗耶(クヤ)国に潜入していたホ・ジャンサン親子だったがホ・ジャンサンがテガンに捕らえられてしまう。助けることができないまま、スロは何とか勒島へと戻る。悲しみに暮れるファンオクは、スロに力を養えと話し…。
18(2024.1.11)
スロはソンドの元から奴隷を解放し、ファンオクの力を借りて造船に挑戦する。ファンオクはスロの心にアヒョがいることを知りながらもスロへの思いを告白し、運命を信じると伝える。一方、イジンアシたちは狗耶(クヤ)国から鍛冶長のイルソを村に連れてくる計画を立てる。イジンアシはイルソを狙う一味にアヒョの姿を見かけ…。
17(2024.1.10)
勒島から脱出しようとしたスロは、計画が失敗し半死の状態でソンドの客人として来ていたファンオクに助けられ手厚い看護を受ける。スロは勒島に自分を捜しに来たアヒョとも再会するが、回復を待って戻ることを約束する。一方、村にとどまっていたチョンギョンたちは崩れた瓦礫の下から村長の娘を助け、さらに村で鉱脈を発見し…。
16(2024.1.9)
タレの企みにかかり勒島に奴隷として売られてしまったスロは、造船所の主ソンドの手に渡る。傷を負ったチョンギョンとイジンアシは楽浪を目指す途中、山奥のチャンソ村にたどり着く。一方、国を掌握したテガンは、自ら大天干と名乗り悪政を始めると共に鍛冶場の管理をヨム・サチに任せる。しかし、鍛冶長のイルソは協力をせず…。
15(2024.1.8)
チョンギョンとイジンアシ、イビガまでもがテガンの手に落ち狗耶(クヤ)国国は混乱状態になる。スロはホ・ジャンサンとファンオクの狗耶からの脱出を手助けする。そんな中、タレはアヒョがスロと無関係だとアロに証明するためにも、スロの殺害を指示する。アロはアヒョに国への忠誠心を見せろと、スロを消すよう話すが…。
14(2024.1.5)
民の前でイビガが神の啓示を隠していたことをとがめたテガン。拉致していた神官ヘレを証人として引っ張り出しイビガの失脚を企むが、イビガはその場でスロがお告げの子だと明かす。しかし、チョンギョンをはじめ当のスロもその言葉に混乱する。そんな中、スロはトゥクソンと共にヘレを助けるも、ヘレは刺客に襲われ息を引き取る。
13(2024.1.4)
イジンアシが優勝するかと誰もが思ったその時、スロが刀を携え現れる。競工への出場を認められたスロは、イジンアシと戦い優勝を果たす。町ではスロを祝福して盛り上がる一方で、負けたイジンアシは酒をあおり、チョンギョンとスロとの葛藤は一層深まる。そんな中、スロが刺客に襲われスロはチョンギョンを疑うが…。
12(2024.1.3)
チョンギョンが望むとおりファンオクに求婚したイジンアシだったが、ファンオクから断られてしまう。一方、拉致された神官のヘレは、タレからお告げの内容を詰問されるが口を割らない。そんな中、狗耶(クヤ)国一の刀と武人を選ぶ競工が3年ぶりに開催されることになり、イジンアシは着々と準備を進めるがスロは興味を示さず…。
11(2024.1.2)
スロの家から黄漆が見つかり、捕らえられたスロはチョンギョンから厳しい追及を受ける。スロのぬれぎぬを晴らそうと民衆が立ち上がりスロの釈放を訴える。スロの言葉に従い真犯人を捕らえたイジンアシにチョンギョンは民衆の前で過ちを認め頭を下げるよう入れ知恵をする。スロは釈放され、イジンアシの行動も民心を動かし…。
10(2024.1.1)
鍛冶場に出入りできるようになったアヒョは鍛冶場の様子を調べる。そんな中、さび止めの黄漆が盗まれる事件が起き、スロがその親玉と目されるが証拠がないため捕まえることができない。ホ・ジャンサンの商団がやってきて鉄鉱石を供給したため鍛冶場は危機を脱する。そのことが気にくわないテガンはホ・ジャンサンの一行を襲わせ…。
09(2023.12.28)
5年の時が流れ、刺客に襲われたイジンアシをアヒョが助けようとするが2人とも危機に立たされる。そこへ、スロが助っ人に入り命を救う。イジンアシは、自分を助けてくれたアヒョに惹かれる。チョンギョンはイジンアシを王にするため九干に取り入ろうとする。気分を害したテガンは、鍛冶場への鉄鉱石の供給を断つとイビガに伝え…。
08(2023.12.27)
何者かに襲われたチョバンは、スロに出生の秘密を明かしスロの目の前で息を引き取る。死の直前に父から渡された首飾りを胸に、スロは自分の生きる道を思い悩む。チョバンがいなくなった鍛冶場では作業が滞り、取り付けた注文もさばけない状態になる。そんな中、狗耶(クヤ)国を離れようとしたイルソにスロがある物を手渡し…。
07(2023.12.26)
漢の使臣が親書をイビガに渡そうとしたことでテガンは憤る。イビガとチョバンに何とか対抗しようと考えたテガンは、鍛冶場を造るという噂を流しイビガたちに圧力をかける。そんな中、鍛冶の術を手に入れようと一人奮闘していたタレが倒れてしまう。アジンウィソンはタレに、天から降りた鍛冶師と呼ばれたイルソを捜すように言うが…。
06(2023.12.25)
チョンギョンが産んだ子供がスロだと当たりをつけたテガンは、製鉄作りで自分を助けるようチョバンを脅す。また、13年前を知る女からその話を聞いたチョンギョンも鍛冶場に子供が連れてこられなかったか確認に来る。そんな中、チョバンはスロに製鉄炉づくりを教え、イビガに祭天金人の文様を見せスロの出生の秘密を明かすが…。
05(2023.12.22)
チョバンは許しを請うためテガンの家の前で土下座する。そんなチョバンにテガンは製鉄炉の設計図を貸し出すよう提案する。迷ったチョバンだったが、スロのために設計図を貸しスロは無事放免される。設計図をテガンに渡したことを知ったチョンギョンは憤るが、イビガはテガンが自分とチョバンを引き離すための策だと見抜き…。
04(2023.12.21)
ヨイを連れ出したスロは、タレの知恵で聖地である蘇塗に身を隠す。2人の行方を捜すテガンとイビガは馬が乗り捨ててあった町中を捜し回るが、スロとヨイが蘇塗にいることを知り、それぞれ兵を率いて蘇塗へと向かう。蘇塗の前でイビガとテガン、ナチャルリョが対峙するが、それを隠れて見ていたヨイはスロの静止を振り切り…。
03(2023.12.20)
13年の時が流れ、イビガとチョンギョンの息子イジンアシとスロは鍛冶場で見習いとして厳しく指導を受け、互いに切磋琢磨していた。そんなある日、部族長の一人神鬼干が亡くなり弔いが行われる。殉葬の慣習で奴隷のヨイが殺されることになるが、その様子を見ていたスロは死にたくないと泣くヨイをその場から連れて逃げだし…。
02(2023.12.19)
子供が死んだと思ったチョンギョンは崖から身投げをするが、イビガに救われ一命を取り留める。イビガは、チョンギョンを神の啓示の山神母だと信じ求婚する。悲しみに暮れていたチョンギョンは王になる子を産むという運命に従うため、イビガの思いを受け入れる。一方、チョンギョンの子供は鍛冶長チョバンの息子としてスロと名付けられ…。