哀しい過去を抱えながら生きてきた2人が “殺し屋”と“刑事”という、追われる者と追う者でありながらも、互いに惹かれあい想いを募らせていく切ないストーリー。
主演は数々の新人賞を受賞し、実力派俳優の仲間入りを果たしたチャン・ギヨン。「ゴー・バック夫婦」では完璧でありながら恋愛には初心な先輩役を演じ、初主演作「ここに来て抱きしめて」では困難な状況でも一途に人を想う刑事役を好演した。本作では、昼は獣医、夜は殺し屋として生きる男を熱演。獣医では心を許した動物にだけに見せる甘い笑顔を、殺し屋としては肉体を駆使したアクションで魅せるとともに、一切のブレがない冷徹な表情で一層深まった演技を披露する。
そんな彼を追う女性刑事に扮するのはナナ。ヒョンビン主演映画『スウィンダラーズ』では詐欺師に扮したナナが、今作では連続殺人事件を追うエリート刑事を完璧に演じている。抜群のスタイルの長身カップルが魅せるスタイリッシュなアクションに注目!追う者と追われる者、敵同士でもある2人には実は幼い頃にある繋がりがあり…。
アクションドラマならではのスピーディーなストーリー展開と、2人が魅せる華麗で繊細なアクションシーンの数々は必見。決して結ばれることの許されない、哀しく残酷な運命の愛の行方は?
幼い頃の記憶を失い、殺し屋パーベルに過酷な訓練を受けながら殺し屋として育てられたキム・スヒョン(チャン・ギヨン)。ターゲットを追って韓国に戻ったスヒョンとパーベルだが、パーベルはアルツハイマー病を患ったのち、マフィアのボスに殺されてしまう。 その2年後、麻薬密売の疑惑を着せられた流通会社会長ユ・デホンが死体で発見された。この事件を含む連続殺人事件には黒幕がいると信じるト・ヒョンジン(ナナ)は、特殊捜査チームに志願し現場の痕跡を追い捜査を始める。その折にヒョンジンは、殺し屋としての正体を隠し、獣医として生活するスヒョンと出会うのだが…。
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業界最強の殺し屋。銃を体の一部のように扱い、どんなものも武器に出来る。人種も、年齢も、名前もベール包まれた彼に仕事を依頼する者も普通の者ではない。彼の役目はただターゲットを排除するのみ。幼い頃の記憶がなく、彼の師匠であり、育ての親パーベルに殺し屋として育てられた。ロシアでの生活を終えて、依頼の遂行のため韓国へ帰国する。獣医として正体を隠しながら活動をしていたが、自分の過去を発見し真実を突き止めていく。
1992年8月7日生まれ。主な出演作:「恋愛ワードを入力してください~Search WWW~」「ここに来て抱きしめて」「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」
孤児院に捨てらた後、裕福な家庭の養子として迎えられる。義母の言う通りに生きることが恩返しだと信じロシアにバレー留学に行く。しかし、その後初めて親に反発し自分の意志で警察大学に行き刑事としての人生をスタートさせた。ある事件を追っていたところ、スヒョンと巡り会う事に。
1991年9月14日生まれ。主な出演作:「ジャスティス(原題)」「グッドワイフ~彼女の決断~」
闇社会のお金を操る祖父を持つスルギは、祖父が残した遺産を相続し、スヒョンとヒョンジンが住む家のオーナーになる。幼いころから世の中の現実を目の当たりにしてきたため、ひねくれた性格の高校生。
2001年7月31日生まれ。主な出演作:「偉大なショー(原題)」「医心伝心~脈あり!恋あり?~」「ピノキオ」
スヒョンの請負殺人ブローカーであり、友人。スヒョンと依頼人を繋げ、その手数料で生計を維持している。必要であれば、スヒョンのためにハッキングし情報を提供する。女、お金、お酒に弱いが、何よりスヒョンの脅迫に一番弱い。
1986年6月21日生まれ。主な出演作:「胸部外科(原題)」、「トゥー・カップス~ただいま恋が憑依中!?~」
FTグループ会長でヒョンジンの養父。元々は平凡な会社員だったが、会長の一人娘と結婚し昇進と成功を収めた。権力と財力、自分が望むもの全てを手に入れたい。
1968年8月16日生まれ。主な出演作:「100日の郎君様」「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」
冷戦時代にロシアのスパイだったが、祖国から見捨てられた後、密航船で偶然スヒョンを拾い殺し屋として育てる。しかし、いつからかアルツハイマー病を患い、ターゲットやスヒョンの顔さえも思い出せなくなってしまう。
1973年12月12日生まれ。主な出演作:「ミスター・サンシャイン」「太陽の末裔~Under The Sun~」