Ⓒ松竹

2024年3月14日(木) 18:35~19:30

NEW<時代劇>『剣客商売 第4シリーズ』

次回の放送予定

2024年3月14日(木) 18:35~19:30
第1話「陽炎の男」

毎週(木)18:35~19:30

 秋山小兵衛(藤田まこと)の悠々自適の日々が続く。おはる(小林綾子)との仲も良い。初夏のある日、老中・田沼意次の娘で女剣士の佐々木三冬(寺島しのぶ)が小兵衛を訪ねてくる。三冬は最近おかしな夢を見ると言う。ゆらゆらと陽炎が立つ向こうから、顔かたちの分からない男が向かって来る。それで目がさめる。
 小兵衛もおはるも首をかしげた。そんなところへ、剣の修業の旅に出ていた息子の大治郎(山口馬木也)が帰ってきた。久々に不二楼で、三人そろっての一家団欒を楽しむ秋山一家であった。
 ある時、三冬が住む根岸の寮に怪しい男たちが入ろうとする。三冬が刀に手をかけ「田沼殿が縁の家と知ってか」と言うと、気迫に押されて男たちは逃げた。その夜も三冬は陽炎の男の夢を見た。
 怪しい男たちに心当たりはなかった。三冬の報告を聞いた小兵衛は、警護のために大治郎を三冬の寮に行かせることにした。小兵衛宅を出る大治郎と三冬の姿を見て、おはるは「あの二人、お似合いだね」と言うのだった。
 寮を所有する和泉屋は、三冬の母の実家の書物問屋。小兵衛の指示で、寮を手に入れたいきさつを調べるため、三冬と大治郎が和泉屋に向かった。互いに気が強く牽制しあう二人だが、無意識のうちに惹かれあっているようでもあった。和泉屋の話では、寮は同業者から買ったが、その前の持ち主は井村松軒(西田健)という医者だった。岡っ引きの四谷の弥七(三浦浩一)と、傘屋の徳次郎(山内としお)が和泉屋の身辺を当たる。
 すると、松軒は以前清洲の佐平次(草薙幸二郎)という盗賊と組み、往診した家の間取りや家族構成、閉じまり状態などを教えていたことが明らかになり…。

出演者・スタッフ

<出演者>
秋山小兵衛:藤田まこと
秋山大治郎:山口馬木也
佐々木三冬:寺島しのぶ
おはる:小林綾子
不二楼おもと:梶 芽衣子
四谷の弥七:三浦浩一
板前の長次:木村 元
傘屋の徳次郎:山内としお
おみね:佐藤恵利
およね:江戸家まねき猫
飯田粂太郎:尾上寛之
井村松軒:西田 健
大場平七郎:伊藤洋三郎
お照:わかいのぶこ
清洲の佐平次:草薙幸二郎
和泉屋吉右衛門:田畑猛雄
秋田屋太兵衛:水上保広
文七:三島嘉崇
浪人1:柴崎 滋
浪人2:円堂耕成
ナレーター:橋爪 功
ほか
<スタッフ>
原作:池波正太郎(新潮文庫刊)
企画:市川久夫 武田 功(松竹) 金井卓也(フジテレビ)
プロデューサー:能村庸一(フジテレビ) 佐生哲雄(松竹)
脚本:金子成人
音楽:篠原敬介 
監督:井上 昭
制作:フジテレビ 松竹株式会社

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