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2025年3月6日(木) 18:30~19:25
NEW<時代劇>『剣客商売 第4シリーズ』
2025年3月6日(木) 18:30~19:25
第1話「陽炎の男」
毎週(木)18:30~19:25
秋山小兵衛(藤田まこと)の悠々自適の日々が続く。おはる(小林綾子)との仲も良い。
初夏のある日、老中・田沼意次の娘で女剣士の佐々木三冬(寺島しのぶ)が小兵衛を訪ねてくる。
三冬は最近おかしな夢を見ると言う。
ゆらゆらと陽炎が立つ向こうから、顔かたちの分からない男が向かって来る。それで目がさめる。
小兵衛もおはるも首をかしげた。
そんなところへ、剣の修業の旅に出ていた息子の大治郎(山口馬木也)が帰ってきた。
久々に不二楼で、三人そろっての一家団欒を楽しむ秋山一家であった。
ある時、三冬が住む根岸の寮に怪しい男たちが入ろうとする。
三冬が刀に手をかけ「田沼殿が縁の家と知ってか」と言うと、気迫に押されて男たちは逃げた。
その夜も三冬は陽炎の男の夢を見た。
怪しい男たちに心当たりはなかった。
三冬の報告を聞いた小兵衛は、警護のために大治郎を三冬の寮に行かせることにした。
小兵衛宅を出る大治郎と三冬の姿を見て、おはるは「あの二人、お似合いだね」と言うのだった。
寮を所有する和泉屋は、三冬の母の実家の書物問屋。
小兵衛の指示で、寮を手に入れたいきさつを調べるため、三冬と大治郎が和泉屋に向かった。
互いに気が強く牽制しあう二人だが、無意識のうちに惹かれあっているようでもあった。
和泉屋の話では、寮は同業者から買ったが、その前の持ち主は井村松軒(西田健)という医者だった。
岡っ引きの四谷の弥七(三浦浩一)と、傘屋の徳次郎(山内としお)が和泉屋の身辺を当たる。
すると、松軒は以前清洲の佐平次(草薙幸二郎)という盗賊と組み、往診した家の間取りや家族構成、閉じまり状態などを教えていたことが明らかになり…。
Ⓒ松竹
- <出演者>
- 秋山小兵衛:藤田まこと
- 秋山大治郎:山口馬木也
- 佐々木三冬:寺島しのぶ
- おはる:小林綾子
- 不二楼おもと:梶衣子
- 四谷の弥七:三浦浩一
- 板前の長次:木村元
- 傘屋の徳次郎:山内としお
- おみね:佐藤恵利
- およね:江戸家まねき猫
- 飯田粂太郎:尾上寛之
- 井村松軒:西田健
- 大場平七郎:伊藤洋三郎
- お照:わかいのぶこ
- 清洲の佐平次:草薙幸二郎
- 和泉屋吉右衛門:田畑猛雄
- 秋田屋太兵衛:水上保広
- 文七:三島嘉崇
- 浪人1:柴崎滋
- 浪人2:円堂耕成
- ナレーター:橋爪功
- ほか
- <スタッフ>
- 原作:池波正太郎(新潮文庫刊)
- 企画:市川久夫 武田功(松竹) 金井卓也(フジテレビ)
- プロデューサー:能村庸一(フジテレビ) 佐生哲雄(松竹)
- 脚本:金子成人
- 音楽:篠原敬介
- 監督:井上昭
- 制作:フジテレビ 松竹株式会社