Ⓒ松竹

2024年9月12日(木) 18:30~19:25

<時代劇>『剣客商売 第1シリーズ』

次回の放送予定

2024年9月12日(木) 18:30~19:25
第4話「御老中暗殺」

毎週(木)18:30~19:25

 老中・田沼意次(平幹二朗)の娘、三冬(大路恵美)は、父の食事の世話係の飯田平助(渋谷天外)がスリに奪われた紙入れを、本人が気づかぬうちに取り戻した。中には小判が十両と厳重に油紙に包まれた白い粉薬が入っていた。下級の使用人である平助が持てる金額ではない。誰かに頼まれて父を毒殺しようとしているのでは…?不安になった三冬は秋山小兵衛(藤田まこと)を訪ねた。
 事態を重くみた小兵衛は、父を嫌い、一人で暮らしている三冬に、田沼の屋敷に泊まって父を守るように言った。そして四谷の弥七(三浦浩一)を訪ね、事情を話して平助の身辺を洗い、見張るように頼んだ。
 数日経ったある日、三冬は父の屋敷へ行く。正妻の腹ではなく、幼い頃に別れたために娘との関係に悩んでいた意次は喜んだ。美しくりりしい三冬の姿に、用人の生島次郎太夫(真田健一郎)始め家臣たちも息を飲んだ。しかし、父と娘には他人行儀のところがあった。
 小兵衛の使いで息子の大治郎(渡部篤郎)が田沼の屋敷に来て、薬が毒薬であったことを告げる。平助は病気だと言って屋敷に来ていない。紙入れをなくしたことに気づいて気が動転しているのだ。三冬は平助の長屋を見舞う。信州に妻子と老いた母を残して一人暮らしの平助は、三冬に「私も離れて育った父上を誰よりも大切に思っている」と言われ、言葉もない。
 あくる日、平助が一橋家の控え屋敷に入るのを弥七が確認した。それを聞いた小兵衛は、名門・一橋家がこの計画に関わっていると睨むのだった・・・。

出演者・スタッフ

<出演者>
秋山小兵衛:藤田まこと
秋山大治郎:渡部篤郎
佐々木三冬:大路恵美 
おはる:小林綾子
四谷の弥七:三浦浩一
傘屋の徳次郎:山内としお
おみね:佐藤恵利
およね:江戸家まねき猫
嘉助:江戸家猫八
おもと:梶芽衣子
生島次郎太夫:真田健一郎
田沼意次:平 幹二朗
飯田平助:渋谷天外
寺山持三郎:金子研三
長野弥五兵衛:関根大学
原粂太郎:廣田行生
ほか
<スタッフ>
原作:池波正太郎
企画:市川久夫 能村庸一 西渕憲司
プロデューサー:河合徹 藤山太一郎 武田功 佐生哲雄
脚本:野上龍雄
監督:岡屋龍一
音楽:篠原敬介
制作協力:松竹京都映画株式会社
制作:フジテレビ 松竹株式会社

番組概要

 舞台は、江戸中期の田沼時代。時代と逆行して剣で暮らしを立てる親子・秋山小兵衛と大治郎の、時に厳しくほほえましい親子関係を叙情豊かに描いた作品。主演の藤田まことを筆頭に、渡部篤郎他、演技に定評のある魅力の適役レギュラー陣が集結!各回ごとにユニークなゲスト出演者を迎え、1話読み切り形式の連続ドラマでお届けする。

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