第49話 母の決断

 お互いをかばうため、自らの罪であると主張を続ける江嘉沅と徐恨。2人の愛の深さに心打たれた寧王は、徐恨を斬首すると見せかけ、嘉沅に真実を告白させる。嘉沅と思いを確かめ合った徐恨だが、苗玉鳳はそんな夫にもひたむきに尽くし、繍荘の危機よりも徐恨を優先する。
 一方、方天羽の子を身ごもった李心寧は、かつて殺してしまった女の悪夢に悩まされていた。そんな時、心寧は繍荘を焼いた真犯人が杭景珍であると知るが、景珍を告発すれば過去の罪を天羽に暴露すると杭夫人に脅される。そして杭夫人は娘を守るため、自らが罪をかぶることを決断し出頭。真犯人であるという裁きが下る。