第47話 偽りの証言

 杭景珍は偽りの証言を並べ立て、方家繍荘への放火と杭敬亭を殺した罪を江嘉沅にかぶせてしまう。だが、嘉沅の無実を信じている叔母の江学敏は、尹剣飛に公正な裁きをするために寧王に裁いてほしいと懇願する。江福も嘉沅を救うために自らが罪をかぶろうと杭家を訪れるが、ちょうど景珍の母親が自首をさせようと景珍を諭している最中だった。
 母親との話を江福に聞かれたと思った景珍は、母親と江福を部屋に閉じ込め、2人を不義の仲に仕立て上げてしまう。そして兄の杭景風に、佩芸は2人の仲を知ってしまったせいで、口封じのために殺されたのだと嘘をつく。激怒した景風は、母親に絶縁を言い渡すのだった。