第46話 憎しみの代償

 杭景珍は父である杭敬亭を軟禁するために、安眠薬を飲ませ続けていた。これがもとで敬亭の病状は次第に悪化する。医師から余命が短いことを宣告された敬亭は、徐恨に会い、自分が実の父親であることを告白する。そして、徐恨のために江嘉沅と方天羽から徐恨の息子を取り戻してやりたいという一心で、嘉沅に会いに方家繍荘へと向かうのであった。
 一方、“天下一”の称号を手にした上、天羽に嫁いだ嘉沅に対し激しい憎悪を抱いていた景珍は、嘉沅が刺繍した作品を焼き払うことを思い立ち、方家繍荘に火を放って逃げ去る。しかし、ちょうどそこへ敬亭が訪れ…。