第38話 荘主の行方

 徐恨が江嘉沅により死に追いやられたと思い込んだ杭敬亭は、その怒りのままに嘉沅の首を絞める。しかし、身の危険を感じた嘉沅に花瓶で殴られ、そのまま意識を失ってしまう。敬亭の妻と娘の杭景珍の怒りを買った嘉沅は、役人に捕らえられて投獄されてしまう。だが一命を取り留めた敬亭は、妻と景珍の思惑とは裏腹に、嘉沅への訴えを取り下げるよう伝えるのだった。
 一方、神繍荘では蔡天保が、苗玉鳳の姿が見えないのは徐恨に殺されたからだと決め付け、強引に自らが荘主になろうとしていた。