第37話 偽りの結婚

 徐恨と苗玉鳳の婚礼が行われるも、長老の蔡天保は2人の結婚が偽装であることを見抜いていた。機転によって長老たちの追及を逃れた徐恨と玉鳳だが、2人の仲はますます険悪なものとなっていく。母親の徐瑾について、徐恨から聞かれた苗青は「覚えていない」と答え、好奇心は身を滅ぼすことになると徐恨に忠告。
  一方、江嘉沅の子の念祖を引き取るため、江学敏は杭家から刺繍の仕事を回してもらおうとする。蔑まれても念祖を思う叔母の姿にうたれた嘉沅は、我が子を自分の手で育てることを決める。そして、広州から方天羽と共に蘇州に戻った杭敬亭は、徐恨が死んだと聞かされ寝込んでしまうのだった。