第35話 別れと出会い

 江嘉沅の叔母の学敏は、嘉沅と徐恨が実の兄妹ではないと確信を持ち、雲南にいる徐恨を訪ねる。嘉沅と子供の元に戻るよう説得するが、徐恨は学敏の話に耳を貸さず、嘉沅に二度と会うつもりはないと告げる。徐恨と添い遂げられぬ嘉沅をふびんに思った学敏は、蘇州に戻ると、徐恨は自殺したと嘉沅に嘘をつくのだった。
  一方、雲南に残った徐恨は、ある日、追っ手を逃れてきた夫婦を助けようとして2人の巻き添えとなり、捕らわれの身となる。そして徐恨は、捕らわれた先で意外な人物と出会うのであった。