第19話 明日への希望

 徐恨は、江学文が無実の罪に陥れられたことに自分の父親が関与しているのではないかという疑いを拭い切れず、杭敬亭から商売を学ぶことを口実に、蘇繍の内情を探り始める。
  そんな中、江家の帳簿がないことを知った徐恨は敬亭に理由を問い詰めるが、納得のいく答えを得られぬまま、はぐらかされてしまう。
  一方、江嘉沅は、江福と佩芸が杭家で虐げられることに我慢できず、杭家を出ていくことを心に決め、お金を稼ぐために働きたいと言い出すのだが…。