第11話 破談の危機

 ある日、江嘉沅は李明娟を連れ去った男を見かける。男を尾行すると明娟は家に監禁されており、借金の肩代わりのため宦官の白常喜に嫁がされることが決まっていた。これも運命だと諦める明娟に、嘉沅は親の大切さに改めて気づかされ、杭景風に対し長男に江姓を名乗らせるよう両親を説得してほしいと要求する。
  その頃、徐雷は広州の方天羽の元へ繭の買い付けに行っていた。そこで天羽より、湖南で嘉沅が3人の男に拉致されていたことを知る。報告を受けた杭敬亭は嘉沅の純潔を疑い、学文の邸に乗り込むのだった…。