第10話 結婚の条件

 江嘉沅が繍女に選ばれたことで、江学文は急きょ、嘉沅と杭景風の結婚を延期したいと提案する。
 一方、蘇州に凱旋した嘉沅は、徐恨を日に日に意識する自分に戸惑ったため、早く景風との結婚を進めてくれなければ、繍女選抜で徐恨のアイデアにより合格できたことをばらすと父親に脅しをかける。学文は仕方なく2人の婚礼の儀を行うことに応じたものの、嘉沅と景風の間に生まれた長男に江姓を名乗らせるよう条件を出したため、杭敬亭は激怒するのだった。