第3話 “お騒がせ者”白雲観へ

 尼寺で修行をすることになった江嘉沅だが、勉学にも身が入らない日々を送っていた。
 そんなある日、女性がすすり泣く声を聞いた嘉沅は、夜、佩芸を連れて泣き声が聞こえた建物に行くことに。するとそこには、今まさに首を吊ろうとしている女性の影が。寸前で自殺を食い止めた嘉沅と佩芸だったが、助けた女性から邪魔をするなと怒鳴られてしまう。
 一方、杭敬亭は徐雷が江学文に深い恨みを持っていることを知り、学文に対抗するために徐雷父子に自分と手を組み繍荘で働くことを提案し、徐雷もそれを承諾するのだった。