第2話 一難去ってまた一難

 江嘉沅は饅頭をくれたお礼に徐恨を江家の繍荘に連れていき、江学文の刺繍を内緒であげようとする。ところが杭景珍からわざと泥棒扱いされたことに驚き、慌てて繍荘をぼや騒ぎにしてしまう。
  学文は烈火のごとく怒り役所に連行された嘉沅に斬りつけようとするが、徐恨がかばったため深手を負ってしまう。そのせいで学文も息子を傷つけられた徐雷から殺されそうになる。
  一連の騒動を重く見た学文は、翌日から嘉沅を尼寺で修行させることに決めるのだった。