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チンギス・カンが起こした、世界史上例のない巨大帝国、元。
東アジアと東ヨーロッパを傘下に収めるこの巨大な世界帝国を37年間も揺るがした実在の女性、鉄の女と言われる奇皇后の生涯をベースに愛、野望、生き抜くための闘いを壮大なスケールで描く歴史ドラマ!

あらすじ

幼いころから剣術を学び、火のような決断力と氷のような判断力を持つスンニャン(後の奇皇后)。
元の皇子でありながら、権力争いにより高麗に流刑されたタファン。
国王だったが、高麗を守るため退位させられ、人質として元に向かうワン・ユ。
ワン・ユを愛しながらも、後宮で皇帝となったタファンに仕えることになったスンニャンは、生きるため、そして弱く哀れな高麗の民のために、壮絶な運命の渦に自らを投じていく…!

#51(2025.)

大国の斜陽

ヤンは捕えたメバクの手下を尋問し、メバクの頭が宮中を出入りしているという情報を聞き出す。それを知ったタファンは、自分に怪しい煎じ薬を飲ませるコルタを疑う。タファンは薬で眠らされたふりをして遂にコルタの正体を知る。新しい皇帝擁立の計画を進める皇太后とコルタ。コルタの煎じる毒薬によって体を蝕まれ、自分の命が長くないことを知ったタファンは、ヤンとアユルシリダラを守るため密かに計略をめぐらす…。

#50(2025.)

永の別れ

マハがワン・ユとヤンの子だとタンギセから聞いたタファンは、その真相を確かめるためにソ尚宮を捜し出す。そしてソ尚宮から、他にマハの秘密を知るのはワン・ユと部下たちだけであることを聞きだすと、ヤンの身を守るためにソ尚宮を殺す。その頃、メバクの頭から送られた密書が皇太后の元に届く。使いとしてやってきたヨム・ビョンスは、死んだタンギセに代わり新たな皇帝を擁立する計画を引き継いでほしいと皇太后に頼む…。

#49(2025.)

真の味方

タファンはヤンにペガンを殺した罪を悔い、許しを請うように命令する。しかし、ヤンはその命令を拒み、タファンはヤンを寺に送る。ヤンがそばにいなくなり、ますます荒れるタファンの様子を見て、皇太后とコルタはそれぞれ権力掌握の思惑を巡らせる。タファンはタルタルにメバクの捕縛を命じるが、タルタルは官職を退くとこれを断り、ヤンを寺から呼び戻すようタファンに勧める。寺に赴いたタファンが見たのは、自分のために一心に祈祷するヤンの姿だった…。

#48(2025.)

避けられぬ戦い

ソ尚宮はタファンを訪ね、マハがヤンとワン・ユの子であることを伝えようとするが、そこにヤンが現れたため、マハの死を告げたところで宮殿から追い出される。ヤンはタファンを薬で眠らせ興徳殿に運ばせるが、それを知った皇太后とペガンはヤンの企みを警戒する。ヤンがタファンにとって毒となる薬を煎じさせ、誰もタファンの姿を見ていないことから、タファンが既に死んでいるのではないかと2人は疑う。そしてついにペガンはヤンとアユルシリダラ殺害を決意するのだった…。

#47(2025.)

仮面の正体

姪であるバヤンフトのマハ暗殺未遂の責任を問い、臣下たちはペガンの罷免を求める。しかしタファンはそれを退け、ヤンとペガンは対立を露わにする。ペガンはヤンの味方というだけで臣下を次々と切り捨て、その姿にタルタルは反発を覚える。一方大都に戻ったワン・ユは寺でマハと再会する。マハが自分の息子であることを知ったワン・ユは、折りを見て高麗にマハを連れて帰るとパン・シヌらに話すが、ソ尚宮が偶然その会話を聞いてしまう…。

#46(2025.)

母と子

寺にいるマハがヨム・ビョンスに襲われる。マハが息子のピョルであるとパン・シヌから聞いたヤンは、救いに駆けつけるがマハは毒矢に倒れてしまう。ヨム・ビョンスから報告を受けたバヤンフトは、ヤンに疑いを向けるため高麗の人間がマハを襲ったと噂を流させる。ヤンは、事件の際にヨム・ビョンスが落とした皇后の指輪をトクマンから渡され黒幕を知る。やがて噂は皇太后やタファンの耳にも入り、ヤンは大明殿に召喚されるのだった…。

#45(2025.)

出生の秘密

タルタルからワン・ユが死んだと知らされるヤン。激しく動揺するヤンに、タルタルは元とタファンの事だけを考えるように言う。ヤンは無慈悲な丞相に対峙するためにこれからは自分も手段を選ばないと告げる。世継ぎ選びを急ぐよう上奏されタファンは怒るが、それはバヤンフトを通じ皇太后に上奏を出させたヤンの策であった。2人を競わせ能力の高いほうを跡継ぎにするという、ペガンの案が採用されることになるが…。

#44(2025.)

皇帝の分身

連行されたワン・ユが大都に到着し、タファンは自らワン・ユを殺そうとするが、ヤンは真相が明らかになるまで処刑は行わないように頼む。皇太后とペガンはヤンが協力者だと証言するようワン・ユに迫るが、ワン・ユはそれを拒む。偽の取引帳簿を作ったとされる高麗のキム・スンジョを召喚するようヤンはタファンに頼むが、ペガンは証人の口を封じるため高麗に刺客を送り、ワン・ユの処刑を始めようとする…。

#43(2025.)

廃位の上奏

酒を飲み我を忘れたタファンは戦に負けて帰ってきた兵士を殺してしまう。ヤンは幻覚を見て暴れるタファンを必死に止め、二度と酒を飲まないよう約束させる。ワン・ユが元の敵国と貿易をしていると間者から知らせを受けたタンギセは、それを密かに皇太后に知らせる。皇太后はそれを受け、ペガンと協力して証拠を偽造しワン・ユに罪を着せる。ワン・ユが母タナシルリを殺したと聞いて育ってきたマハが、ワン・ユを高麗から連行することになったのだった…。

#42(2025.)

刻まれた溝

ヤンは秘密資金を宮中に運んでいるところをタファンと皇后に見つかるが、ヨンビスからの贈り物だとごまかす。ヤンが遠く感じたと嘆くタファンは、コルタから強い態度を取るように言われる。長官やヤン達の反対を押し切り、タファンは征服戦争を始めると宣言する。ペガンのもとに説得に赴くヤンだが、ペガンの頑なな態度を前にあきらめる。ヤンは戦争を利用して商売をし、その利益で民を救うことを考えるのだった…。

#41(2025.)

隠し部屋

ワン・ユは偽の交鈔を用意した鉱山村にタルタルをおびき寄せる。ヤンは宮中でわざとはやり病を起こし、タファンらと共にペガンの屋敷に避難する。一足先にタンギセの一行が鉱山村に到着し偽の交鈔を持ち去るが、マクセンが隙を見てこれを爆破する。炎を見たタルタルはそこに駆けつけるが、タンギセたちは取り逃がしてしまう。焼け残った交鈔を見たタルタルはそれが偽物であることに気がつき、村の子供達が歌う歌を聞き、秘密資金の本当の隠し場所を知る…。

#40(2025.)

丞相(じょうしょう)の大望

ワン・ユに会いに行く途中、ヤンはタンギセに襲われ追い詰められるも、タンギセの目を簪で刺し敗走させる。ワン・ユから聞いた鉱山村で歌い継がれる歌のことを考えるヤンに、タルタルはなぜ秘密資金に関心を持つのかと問う。ヤンを蹴落とそうと画策するバヤンフトは、皇太后を利用してヤンが管理する帳簿と印章を取り上げさせる。そんな中タファンはヤンと仲直りしようと影絵を催す。影絵を見ていたヤンは歌の秘密に気がつくのだった…。

#39(2025.)

秘密資金

ワン・ユと協力することになったヤンは、ヨンチョルの秘密資金を見つけたいと話す。一方タファンにはペガンの姪であるバヤンフトを皇后にする代わりに、自分を貴妃にして興徳殿を与えてほしいと頼む。アユルシリダラの重湯に毒が入っているのが見つかり、ヤンは雑用係になったソ尚宮とヨンファを疑い、尋問をするが、途中で皇太后に阻まれる。バヤンフトが皇后として迎え入れられた夜、皇太后に説得されたタファンはバヤンフトのもとへ向かう…。

#38(2025.)

終わりなき争い

ヨンチョル討伐に大きく貢献し、次期皇后と目されるヤンのもとに各地から贈り物が届く。ペガンの丞相への着任を望まぬ長官たちを懐柔するため、ヤンは廃止されていた三公の職を復活させ、長官たちを据えるようタファンに進言する。しかしペガンは権力を分散されたことに不満を抱く。また、ヤンの影響力の大きさを脅威に思った皇太后は、すぐにでもヤンを皇后にと言うタファンを抑え、ペガンの姪を皇后にするよう提案するのだった…。

#37(2025.)

決戦の時

挙兵したペガンの軍と城門を守るウォンジンの守備隊が戦う中、ワン・ユの隊は門の内側から守備隊を襲い、城門を開くことに成功する。タンギセからの知らせで事態を把握したヨンチョルは、皇太后やタファン、ヤンや側室を皆殺しにするようにタプジャヘに命じる。ヤン達が立て籠る掖庭宮の門が破られ、宮中は戦場と化す。宦官らが応戦するが、徐々に形成が不利になり、タファンたちはとうとう追い詰められてしまう…。

#36(2025.)

挙兵の秘策

マハの誕生日を祝う宴に、タナシルリが偽の出産を行った皇覚寺の尼僧が訪れる。寺を焼いたタナシルリを恨む尼僧は、マハが実子ではないことをヤンに告げる。しかしタナシルリが尼僧を捜していることに気づいたヤンは、尼僧をパン・シヌに託して逃がすことに。タファンはヨンチョルを排除するため長官たちを招集する。ヨンチョルの監視のある中挙兵を求めるタファンに長官たちは反対するが、タファンはある秘策を授けるのだった…。

#35(2025.)

ふたりの世継ぎ

タナシルリが自分を呪っていることに気がつき、その証拠を捜索するヤン。やがて呪術師と呪いの札が見つかり、タナシルリが祭壇にいるところにヤンはタファンと踏み込む。その場にいたソ尚宮らが連行され拷問されるが口を割らず、タナシルリは難を逃れる。タファンはペガンらと打倒ヨンチョルの策を話し合うが、都の守備隊長となったワン・ユの協力があれば勝機があるとペガンから聞き、ワン・ユに挙兵成功の暁に復位を約束する。

#34(2025.)

思わぬ喜び

皇帝の怪我を防げなかったことを罪に問われ連行されそうになるヤンを、駆けつけたタファンが救う。謀反の罪を被ったヨム・ビョンスとチョチャムの処刑が行われるが、タンギセは人知れず2人を逃がし、密命を与える。その後タファンは再び倒れてしまうが、ヤンの必死の看病により目を覚ます。その夜、ヤンはタファンの居所を訪れ2人は一夜を明かす。その頃ワン・ユは、ヨンチョルの軍事力に対抗するため都の守備隊長の地位を願い出ていた。

#33(2025.)

ゆがめられた事実

狩猟大会の夜、タナシルリはタンギセからタファンとヤン暗殺の計画を聞く。翌日狩りに出たタファンとヤンを仕掛けた罠で狙うタンギセたち。罠のそばで待つ親衛隊の姿を見て計画に気づいたワン・ユは2人を助けに向かう。ヤンがなかなか罠にかからないことに業を煮やしたタナシルリは、自ら弓を取ってヤンと対峙する。タナシルリを退けたヤンだが下山中に仕掛けられた罠にかかり、そこに駆けつけたタファンがヤンを庇って矢を受ける…。

#32(2025.)

真の皇帝

ヨンチョルの元に乗り込んだヤンは何か計略があるように見せかけ、ヨンチョルが皇子暗殺未遂の罪をペガンとヤンに着せることを阻止する。ヨンチョルを恐れる長官たちはタファンの親政に賛成することができず、変わらず玉璽はヨンチョルのものとなるが、タファンは彼らの心を掴むことに成功する。冷宮に送られていたタナシルリが戻って来るが、皇太后はヤンに朝礼を執り行う権限を与える。そんな中恒例の狩猟大会が近づきヨンチョルはある計略を企てる…。

#31(2025.)

宣戦布告

玉璽が押された譲位証書を覆すにはクリルタイ(集会)での満場一致での賛成が必要と知ったタファン。ヨンチョルがこれまで各行省にメバク商団の間者を忍ばせ、偽の交鈔で経済を混乱させていたことを明かし、長官達を味方につけようとする。タルタルは会が開かれる日に合わせて間者たちを捕らえに行くことに。やがてヨンチョルは譲位宣言のためにクリルタイを開催し、話せないふりを続けていたタファンはついに声をあげる…。

#30(2025.6.29)

それぞれの道

ヨンチョルの命でフクスを捕らえたタルタルだったが、連行途中にフクスを殺し、口を封じる。タルタルはヨンビスも手にかけようとするが、ワン・ユがそれを止めヨンビスを預かることに。一方宮中ではヤンが皇太后に、タファンが話せるようになったこと、文字を学んでいることをついに明かしていた。タナシルリが冷宮に送られたことを受け、ヨンチョルは計画の実行を早め、タファンを連行し譲位の証書に玉璽を押させるのだった…。

#29(2025.6.29)

毒には毒を

タナシルリを陥れるため自ら毒を飲んだヤン。タファンは倒れたヤンを心配するが、ヤンが自ら毒を飲んだことを皇太后に聞き、ヤンの復讐への覚悟を知る。タナシルリは宮中を捜索するが毒は見つからない。最後に捜索したタナシルリ自身の部屋で、メバク商団のフクスの名で送られた宝石箱から毒入りのナツメが見つかる。タナシルリが犯人だという知らせを受けたヨンチョルは、フクスを捕らえるよう命じるのだった…。

#28(2025.6.29)

大いなる企て

タナシルリからの罰として3日間書庫に閉じ込められたヤン。タファンはその知らせを聞き駆けつけるが、ヤンを助けることができない。己の無力を知ったタファンは、ヤンに秘密で再び文字を学ぶことを決意するのだった。罰を終え書庫を出たスンニャンはタナシルリへの攻撃の計画を語り、ペガンはヤンを信じて任せることにする。メバク商団に潜入した部下のチェ・ムソンが捕まって拷問を受けていると知ったワン・ユは、商団に正面から乗り込んでいくが…。

#27(2025.6.22)

秘密の手習い

ヤンはタナシルリが用意した帰脾湯を飲むことを拒むが、それには懐妊を阻む緑豆が入っていることが皇太后によって明らかにされる。事件を知った側室の親である各省の長官たちはヨンチョルに抗議するが、ヨンチョルはそれを一蹴する。ヨンチョルに譲位を促されたタファンは、文字を学ぶ意欲を失い、ヤンと仲違いしてしまう。遼陽行省では、ワン・ユらが偽の交鈔の取引現場を抑えようとしていたが、そこにはメバク商団の罠が仕掛けられていた…。

#26(2025.6.22)

女の闘い

ヤンは側室選びに一人だけ合格する。しかしヨンチョルは長官たちの娘を人質として譲位に備えるようタナシルリに言い、ヤンの他に4人の側室が選ばれることになる。ヨンチョルの譲位の計画を知り、ヤンの復讐への協力に消極的なタファン。ヤンはタファンに血書を見せ、書の中身を知りたがるタファンに文字を学んで自分で読むように言う。一方、ヤンの床入りを知ったタナシルリは敵対心を強め、ヤンへの攻撃を開始するのだった…。

#25(2025.6.22)

側室選び

側室候補として宮中に戻ってきたスンニャンの姿を見てタファンは声を取り戻す。スンニャンが生きていたことをタファンは喜ぶが、ヨンチョル一族への復讐には手を貸そうとはしない。側室選びは進んでいくが、急遽審査に加わったタナシルリによりスンニャンは試験の妨害を受ける。その頃高麗では、ワン・ユが偽の交鈔の調査にあたっていた。遼陽で偽の交鈔を売る男を殺したワン・ユは、メバク商団に死体を送りつけるのだった…。

#24(2025.6.15)

覚悟の帰還

メバク商団に捕まり売られることになったスンニャンとマクセン。スンニャンは牢でノ尚宮の鏡の中から血書を見つけ、本物であるかをマクセンに確認する。商団が遼陽行省を訪れた時、スンニャンに気が付いたペガンによってスンニャンは無事買い戻される。ワン・ユがヨンチョルの姪と結婚することを知ったスンニャンは、高麗には戻らず元に留まりヨンチョル一族への復讐することを決意し、側室候補に名乗りを上げるのだった…。

#23(2025.6.15)

悲報

洞窟で一人出産したスンニャン。ワン・ユに名付けてもらうまではその子の足にある星形のホクロに因み、星を意味する「ピョル」と呼ぶことにする。洞窟に追っ手が迫りスンニャンはピョルを背負って逃げるが、とうとう断崖に追い詰められてしまう。格闘になりピョルは追っ手の親衛隊員と崖下に落ち、スンニャンもヨム・ビョンスの矢に胸を撃たれ崖から落ちてしまう。その知らせはやがてタファンとワン・ユにも届き、2人は激しく涙を流すのだった…。

#22(2025.6.8)

天からの贈りもの

タファンはスンニャンを掖庭宮に匿うようトクマンに命じる。トクマンはスンニャンの怪我を見た際にスンニャンの懐妊を知り、彼女にそれを告げる。スンニャンは不安を覚えるが、ノ尚宮に励まされる。4ヶ月後に感業寺で出産するパク・オジンが宮殿の外に出る時にスンニャンも脱出することとなり、掖庭宮でノ尚宮と過ごすスンニャン。その頃高麗では、元との交易で偽の交鈔が使われている事が判明し、ワン・ユが解決に乗り出していた。

#21(2025.6.8)

再起への誓い

スンニャンの知らせによってヨンチョルが生きている事を知ったワン・ユとペガン。殺すつもりだったタンギセに協力し、反乱軍を鎮圧する。反乱に乗じてヨンチョルを暗殺しようと目論んでいたタファンもまた、スンニャンに急を知らされ計画を中止する。反乱は失敗に終わり、捕虜の自白により皇太后が罪を被る。再起を誓う皇太后は、ワン・ユとペガンにヨンチョル討伐のための力を蓄えるよう約束させ、宮中を去っていくのだった…。

#20(2025.6.8)

愛の髪飾り

毒に倒れたヨンチョル。ワン・ユは疑いを避けるため、逃げずにヨンチョルの経過を見ることにするが、怒るタンギセに捕まってしまう。タンギセは毒を盛ったか否かに関わらずワン・ユを殺そうとするが、タナシルリはそれを止め、ワン・ユに協力を求める。しかし、瀕死のヨンチョルを見て死を確信したワン・ユは、皇太后に協力を申し出る。皇太后から復位の約束を取り付けたワン・ユは、高麗に帰ったら王妃になって欲しいとスンニャンに求婚する。

#19(2025.6.1)

償えない罪

タンギセに捕まり拷問されるスンニャンを救い出したワン・ユ。タファンはワン・ユとヨンチョルが取引したことを知り、ペガンにワン・ユの企みを探るよう命じる。スンニャンに自分の元に戻るよう伝えるタファンだったが、スンニャンは高麗で死んだキ・ジャオが自分の父であったことをタファンに明かす。その頃ヨンチョルは、ワン・ユから授かった秘策を用い怪文書の犯人をあぶり出そうとしていた…。

#18(2025.6.1)

嫉妬

タファンが影絵を催した夜、スンニャンとワン・ユは共に高麗に帰ると約束を交わす。翌朝、宮中にワン・ユが仕掛けたネズミが発生し、呪いが始まったと騒ぎになる。仏像が血の涙を流すのを見た皇太后も呪いが始まったとヨンチョルに迫り、ヨンチョルは内心追い詰められる。そこにつけ込みワン・ユはヨンチョルに取り入ることに成功する。しかしワン・ユに嫉妬するタンギセが、ワン・ユを疑い密かに計略を練るのだった…。

#17(2025.6.1)

呪いの始まり

怪文書の一件を調べるヨンチョル。皇太后を直接問い詰め、ワン・ユにも誤解を招く行動を取らないよう警告する。タファンはヨンチョルと戦うことを決心し、密かにペガンに血書を探すように命じる。それを聞いたスンニャンはタファンに協力を申し出る。一方、捜査が進まず業を煮やしたヨンチョルは捕らえた妖術師たちをみせしめに処刑し、その様子を見たワン・ユは次なる作戦を進めるのだった…。

#16(2025.5.18)

妖術師

上奏文が何者の仕業か調べ始めたヨンチョルは、タファンの父に仕えていた護衛チョクホの存在を明かす。彼が高麗出身ということを知ったタンギセは高麗村に行き、ワン・ユが村を訪れていたことを知る。スンニャンはパン・シヌと会っているところをワン・ユに見つかり、密かに協力していたことを知られてしまう。スンニャンの身を案じるワン・ユは、スンニャンに二度と会わないと告げ、ヨンチョルをさらに怒らせるための次なる策を練る。

#15(2025.5.18)

挑戦状

スンニャンはワン・ユから血書のことを聞き協力を申し出るが、スンニャンの身を案じるワン・ユはそれを拒否する。ワン・ユは上奏文を利用してヨンチョルが自ら側近を殺すほど怒らせようと画策する。計画のためにはスンニャンの協力が必要と考えたパン・シヌは、ワン・ユに内緒でスンニャンに上奏文を渡す。皇太后が開いた食事会で、ワン・ユの立派なところばかりが際立ち、悔しいタファンはワン・ユに蹴鞠の勝負を挑む…。

#14(2025.5.11)

血書の存在

戦功を上げたワン・ユが大都に戻ってきて、宮中の女性はワン・ユの精悍な姿に色めき立つ。スンニャンとワン・ユは待ちわびた再会を果たそうと夜中に待ち合わせるが、嫉妬したタファンがスンニャンの部屋に訪れすれ違いに終わってしまう。その頃、ワン・ユと共に戻ってきたペガンとタルタルは、先代皇帝の遺したと言われている血書を探し出し、絶大な権力を振るうヨンチョル丞相を蹴落とそうと画策していた…。

#13(2025.5.11)

届かぬ思い

尋問の場でパク・オジンの再診が行われるが、タナシルリ達の期待に反し懐妊が確認される。皇太后は真相を究明するよう詰め寄るが、ヨンチョルは娘タナシルリに罰を与えることでひとまず手を打つ。再診の前にタナシルリから宮中から出られる書付を受け取っていたスンニャンだが、タファンのお付きの女官にさせられてしまう。一方チュルクに勝利したワン・ユは、あえて生かしたペガンらと大都へ帰還しようとしていた。

#12(2025.5.11)

敗戦の計

ペガンはパトルに扮しチュルクの陣に入ることに成功するも、パン・シヌがヨンビスに授けた策により追い詰められる。ペガンの勇猛ぶりを目の当たりしたヨンビスは生け捕りを命じ、ペガンらは捕らえられてしまうが、ワン・ユはそこからの巻き返しを図る。
宮中では、タナシルリがスンニャンに命じ、パク・オジンの懐妊が偽りだと噂を流していた。噂は皇太后の耳にも届き、タナシルリはパク・オジンを再診するよう皇太后に迫る…。

#11(2025.5.4)

だまし合い

宮中から出ることを条件に、パク・オジンに毒を盛るようタナシルリに命じられたスンニャン。ソ尚宮の目の前で菓子に毒を入れるが、密かに毒無しの菓子も用意し、パク・オジンは事なきを得る。未だスンニャンの事が気になるタファンは、スンニャンを探すよう高麗に人を送る。西では、ワン・ユの命でパン・シヌとチョンバギがチュルクの陣地に潜入していた。ペガンはワン・ユの部隊を囮に、チュルクへの総攻撃を企てる。

#10(2025.5.4)

試された信義

懐妊したパク・オジンを巡り皇太后とタナシルリの争いが激しくなる中、タファンはヤンのことを気にしていた。ヨンチョルに脅され、タファンはタナシルリと一夜を過ごすが、心ここにあらずのタファンの様子にタナシルリは傷つき、パク・オジンへの嫉妬心を燃やす。一方、西の辺境ではワン・ユの策略により高麗の労役兵がチュルクに初勝利を挙げていた。チュルクの軍は敗れた直後にも関わらず再び現れるが、ワン・ユはついに敵の狙いに気がつく…。

#09(2025.5.4)

同胞の絆

スンニャンは宮中でついにタファンと顔を合わせる。タファンは驚いたものの、スンニャンによく似ているだけの別人と思う。皇太后によって引き合わされたパク・オジンと一夜をともにしたタファン。スンニャンはパク・オジンの世話係としてタファン暗殺の機会を伺う。西の辺境ではワン・ユが高麗部隊の指揮官を巡りヨム・ビョンスと対決していた。ヨム・ビョンスの卑怯な手により追い詰められたワン・ユが思い出したのはスンニャンとの約束だった…。

#08(2025.4.27)

合歓(ねむ)の花びら

元に連れて来られ、宮中の雑用係となったスンニャン。皇帝が皇后を迎える大礼の場でタファン暗殺を決行しようと、ヨンファに頼んで大礼の準備係となる。一方、西の辺境ではワン・ユ達を含めた高麗の部隊が、乏しい食料で昼夜を問わず働かせられていた。そこにチュルクの軍が襲いかかり、部隊は大きな被害を受ける。怒ったワン・ユは高麗の部隊を最強にしてみせるとペガンに言い、指揮官の座をかけてヨム・ビョンスと対決することになる。

#07(2025.4.27)

最果ての地

スンニャンが女であることを知ったタンギセは、スンニャンに女の格好をさせ、自分の側室になるよう迫る。それを知ったワン・ユはスンニャンを助けに行き、タンギセを殺そうとする。しかし、タンギセを殺せばワン・ユも死ぬことになるとスンニャンに止められ、2人で逃げようとしたところを捕らえられてしまう。2人を助け出そうしたパン・シヌ達の計画も失敗し捕まってしまう。一方大都では、ヨンチョルが娘タナシルリとタファンの婚礼の準備を進めていた。

#06(2025.4.27)

偽りの証言

スンニャンはヨム・ビョンスを利用して、タファンの入った棺を宮殿に持ちこむことに成功する。しかし、タファンは皇帝となって父の敵討ちをするために、やむなくスンニャンとの約束を破り、襲撃は高麗によるものと嘘の証言をする。父キ・ジャオを獄中で亡くし、スンニャンはタファンへの恨みを抱く。タファン襲撃の罪を問われ廃位となったワン・ユが元に連行されることなり、差し出される宦官のうちの1人としてスンニャンも共に連れていかれることとなる。

#05(2025.4.20)

崖の上の決断

スンニャンは父キ・ジャオを救いたい一心で、タファンを連れ、山の中を開京へ向かう。タンギセたちは猟犬を率いて2人を追い、ワン・ゴはスンニャンに賞金をかける。ワン・ゴに連行されるキ・ジャオを見たワン・ユはその後をつけ、大青島での事件の真相を聞き、スンニャンを救うべく追いかける。とうとうタンギセたちに崖に追いつめられたスンニャンは、「皇帝になりたければ飛べ」とタファンを叱咤し、2人で対岸へと飛ぶ…。

#04(2025.4.20)

龍(りゅう)か蛇か

スンニャンはタファンを襲った刺客をあと一歩の所で取り逃がすが、刺客に追わせた傷を手がかりにキ・ジャオは島を捜索する。スンニャンがタファンと乗馬の勝負で海に出かけたころ、刺客を警戒するワン・ユも島を訪れる。その頃元では、ヨンチョル丞相がペガンとタルタルに、高麗の兵に扮し大青島を襲撃するよう命令を下していた。出征にはタンギセとタプジャヘも同行し、ワン・ゴの命を受けたヨム・ビョンスが手引きをすることとなる。

#03(2025.4.13)

渦巻く野望

タファンが兵士に扮し陣中から逃げ出そうとしているところに、山賊達が襲撃してくる。スンニャンやキ・ジャオ達は応戦するが、山賊は皇太子の行宮にせまり、タファンの命令で皇太子のふりをしていた宦官を殺し引き上げていく。元の武将ペガンは死んだのがタファン本人でないことを知りつつ、皇太子の死の責任を高麗に取らせようとする。スンニャンは、本物の皇太子がまだ生きていることをキ・ジャオから聞き、探しに行くが…。

#02(2025.4.13)

父のもとへ

捕らわれたスンニャンは自分が味方であることをワン・ユに明かし、協力して高麗王の前でワン・ゴの悪事を暴くことに成功する。高麗王はワン・ユに譲位を宣言するが国を二分することを恐れ、ワン・ゴの罪を不問に付すようワン・ユに最後の王命を伝える。王となったワン・ユはスンニャンを部下として側に置こうとするが、スンニャンは仁州に帰って行った。そんな中、流罪となった元の皇太子タファンが高麗に到着する。元の丞相ヨンチョルはタファンを高麗で殺し、その責任を高麗に負わせようと計画していた…。

#01(2025.4.13)

大国の落とす影

元、大都でヤンが皇后となる日、皇帝タファンは高麗王ワン・ユにスンニャンをまだ想っているかと尋ねるが、ワン・ユは答えないまま高麗へ帰っていく。ヤンは去っていくワン・ユを見て涙を流す。
ヤンは子どもの頃、元に差し出されそうになったところを世子であったワン・ユに逃がされた過去を持っていた。逃げる途中に母を殺されたヤンは、スンニャンと名を変え、男としてワン・ユの叔父である瀋陽王ワン・ゴに仕え始める。武闘派集団を率いるスンニャンの評判を聞いたワン・ユは仁州を訪ね、スンニャンに弓の勝負を申し込む。

キ・ヤン(スンニャン)

後の元の皇后となる女性。女に生まれながら、貢女として連れて行かれないよう、名をスンニャンと変え、幼い頃から男として育つ。幼少の頃から剣術を学び、度胸と機知、統率力はどの男の子よりも勝っていた。女であることが暴かれ貢女して連れていかれ数多くの苦難を乗り越えながら、火のような決断力と氷のような判断力を兼備し始める。高麗王のワン・ユ、強国・元の皇帝タファンと出会い、彼女の運命は大きく動き出していく。

ハ・ジウォン

ワン・ユ

高麗王。王子の頃は自分を牽制するワン・ゴを欺くため放蕩な生活を送り、父王を悩ませていた。スンニャンに出会った後、高麗王に即位するが、タファン暗殺の陰謀に巻き込まれはい廃位となる。
スンニャンが女性であることを知り、彼女への愛が目覚めていく。

チュ・ジンモ

タファン

強国・元の皇帝。権臣たちの横暴により、高麗に流刑となる。
父のように殺されぬよう、自ら腑抜けなフリをしつつも、一方で非業の死を遂げた父の無念を晴らしたいと願う。高麗でスンニャンと出会い、恩人となった彼女に友情を感じる。やがて、皇帝の座に就くが、彼女への思いは友情から愛情へと変わっていく。

チ・チャンウク

スタッフ

脚本

チャン・ヨンチョル

チョン・ギョンスン

「ジャイアント」

演出

ハン・ヒ

「Dr. JIN」

イ・ソンジュン

「太陽を抱く月」

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