#20(2025.6.6)
王となったイ・ソンのもとに、辺首会の毒に侵された人々を救う解毒剤が完成したと報告が届く。しかし、信用しない重臣たちは飲もうとせず、辺首会の首領テモクに命乞いに行かせてくれと訴える。するとカウンが効き目を証明しようと自ら毒を飲み、そして解毒剤を飲んでみせる。だが、カウンは意識を失い倒れてしまった。王イ・ソンは兵を率いてテモクの屋敷へ。最後の戦いの結末は?
#19(2025.6.6)
王宮で重臣たちの前にそろった、二人の「仮面の王」。同じ礼服に同じ仮面を身につけた世子イ・ソンとイソン、どちらが本物の王か決着をつける時が来た。二人はそれぞれに本物である証拠を示すが結論がでない。すると、辺首会の一員のテホが、二人の仮面を外すことを提案する。誰も王の素顔は知らないが、偽者の顔はわかるかもしれないと話す。そしてついに二人が仮面を外す...。
#18(2025.5.30)
王妃に選ばれたカウンは、一体どういうことかと「王」イソンに抗議する。世子(イ・ソン)は、王座を取り戻して辺首会を倒すことを決意。まずは王宮の中へ入る作戦を立てる。さらに、ある人物に協力を求める。王宮ではカウンが世子の身分を証明する文書が入った壺を捜していた...。一方、「仮面の王」イソンは自分が本物の王となるべく、公の場で仮面を外す計画を進める。
#17(2025.5.30)
ファグンがチムの花畑に火を放ったおかげで、世子(イ・ソン)は無事に少女たちを助け出す。テモクは、ファグンが辺首会にとって重要な花畑を焼いたと知り、たとえ孫娘だろうと裏切り者は許さぬと激怒する。ウ・ボは、世子が毒に侵されると肩に名前の文字が現れることを世子に教えるが、証言だけでは身分の証明は難しいと告げる。いよいよ王宮に戻ってテモクと対決すべきだと訴えるが、世子は自分に王となる資格があるのか悩む。
#16(2025.5.23)
世子(イ・ソン)は、辺首会の首領テモクに大量の毒を飲まされて動かなくなり、野に捨てられた。「王」イソンは、世子がいなくなり、本物の王として振る舞い始める。そんなイソンをカウンは心配する。ファグンは世子の死を悲しんでいたが、再び祖父テモクのもとで仕事を始める。ひそかにある大きな決心をしていた。テモクは、毒の材料である大切なチムの花畑への侵入者の報告を受け、ファグンに調べに行かせる。
#15(2025.5.23)
カウンが辺首会の首領テモクに拉致されてしまった。世子(イ・ソン)は、助けたければ一人で来いという要求どおりにテモクの屋敷へ。テモクは手を結んで「王」にならないかと世子に持ち掛ける。そして世子の知らなかった事実を告げる。一方、知らせを聞いた「王」イソンもカウンを助けに向かう。ファグンは世子を殺さぬよう祖父テモクに懇願するが...。やがてテモクは世子に辺首会への入会を迫る。
#14(2025.5.16)
「王」イソンのもとに、世子(イ・ソン)から解毒剤が届く。喜ぶイソンだったが、解毒剤を口にした毒見役が血を吐いて倒れてしまう。不信感を募らせたイソンはある決心をして、辺首会の首領テモクに会い行く。一方、王妃の最終候補に選ばれてしまったカウン。心配するカウンに「頭領」から今晩迎えに来るという内容の手紙が届く。その夜、カウンは「頭領」が待つ場所に向かおうとするが、兵士に見つかってしまう。
#13(2025.5.16)
王の妃選びの審査でお茶に毒が盛られ、大妃やカウンたち候補者が倒れた。「王」イソンは、護衛役として同席していた世子(イ・ソン)に対し、カウンたちを守れなかったことを責めどなりつける。数日後、二次審査が行われるが、ファグンが辺首会の代表として自ら審査に乗り込んでくる。審査後、顔を合わせた世子とファグン。ファグンがテモクの孫であり辺首会の後継ぎと知った世子は、もう会わないほうがいいと告げるが…。
#12(2025.5.9)
大妃は、辺首会の首領テモクが、王の妃選びで実権を奪おうとしていることに焦る。大妃も敵だと知った世子(イ・ソン)だが、何も知らぬふりをして、「頭領」として再び大妃を訪ね、辺首会を討つために協力すると持ち掛ける。「王」イソンは、自分のことを父の仇(かたき)だと思っているカウンにあることを話す。大妃は、辺首会が「王」に届ける鉢植えがやはり怪しいと感じ、今度は飾りの竹筒を持ってくるようカウンに命じる。
#11(2025.5.9)
世子(イ・ソン)は将軍チェ・ホンに、今こそ挙兵して辺首会を一掃すべきだと迫られるが、挙兵すれば内乱となり民が犠牲となると、将軍に国境へ戻るよう告げる。大妃は、本物の世子が生きていると将軍から知らされ、それがすでに会っていた行商人の「頭領」だと知り驚く。大妃はすぐにソンギを呼びつけ重大な計略を話す。女官になったカウンが大妃の客人に茶を持っていくと、そこにいたのは「頭領」だった。
#10(2025.5.2)
大妃の誘いを受け、亡き父の仇(かたき)である「仮面の王」を廃位にすべく、カウンは女官になる決心をして宮殿に入る。世子(イ・ソン)はカウンを止めようとするが、間に合わなかった。大妃は、頃合いを見てカウンを側室にしてやると「王」に約束する。世子は行商人の「頭領」として、身代わりで「王」になったイソンに謁見。世子の生存を知ったばかりのイソン。公の場で、「王」と「頭領」が五年ぶりに顔を合わすことに…。
#09(2025.5.2)
カウンは辺首会の刺客に襲われた「頭領」がやはり「チョンス」だったと知るが、彼が本当は世子(イ・ソン)であることはまだ知らずにいた。世子を愛するファグンは、辺首会の首領である祖父テモクを五年ぶりに訪ねる。「頭領」に危害を加えないことを条件に、自分が後継ぎになると申し出る。一方、世子は共に闘うためにウ・ボとともに、さらなる仲間を探す。そんな中、市場に突然ひん死の幼い少女ヤンが現れる。
#08(2025.4.25)
世子(イ・ソン)は、身代わりの「仮面の王」になっている友イソンが、対面したカウンにその正体を明かさなかったことを知る。大妃は「王」が温室で会っていたというカウンの存在を知ると、カウンを部屋に呼び、五年前に処刑されたカウンの父の名誉を回復すると約束する。辺首会から銅を奪った世子は、行商人の「頭領」として大妃に取り引きを持ちかけ、銅を渡す条件として朝廷の人事権を持つ官職の座を求める。
#07(2025.4.25)
辺首会の銅の闇取引を調べている世子(イ・ソン)は、テモクの息子キム・ウジェが泊まる部屋に忍びこむが、先に部屋を探っていた謎の侵入者と鉢合わせする。一方カウンは、「父の無念を晴らしたければ壷を捜せ」と言った亡き側室の言葉を思い出す。宮中に薬草を納めに行った際に王の温室に忍び込むが、仮面をつけた王(イソン)に見つかってしまう。思いがけぬ所でカウンに会え、喜ぶイソンだが…。
#06(2025.4.18)
世子(イ・ソン)の身代わりとなったイソンが「王」となって五年。揚水庁の様子を探っていた世子は、揚水庁の役人に捕らえられたカウンを見つけ救い出す。世子の顔を見たカウンは「チョンス」だと思い名を呼ぶが、世子は人違いだと言い張る。世子は身分を隠し、今や全国の行商人の頂点に立つ頭領になっていた。一方、王に仕立て上げられたイソンは、相変わらず辺首会の首領テモクの言いなりだった。
#05(2025.4.18)
辺首会に父の国王と生母、親衛隊長も殺された世子(イ・ソン) は、護衛官のチョンウンとともに王宮の外へ逃げる。しかし、追っ手に追い詰められ世子は崖から落ちてしまう。テモクの孫ファグンはひん死の世子を見つけ、祖父の手から守るため、一旦脈が止まる薬を世子に飲ませる。世子が死んだと信じたテモクは、世子の身代わりをしたイソンにそのまま仮面をつけさせ、王に仕立てる。
#04(2025.4.11)
カウンの父ハン・ギュホが処刑される。世子(イ・ソン)が自ら処刑せよという辺首会の命に従うため、手を下したのは仮面で世子を装った護衛官のチョンウンだった。世子は打ちひしがれ、どうしたら辺首会を倒すことができるのか、ウ・ボに尋ねる。王が辺首会への入会式に送るため、世子の身代わりを探していると知った貧しい青年のイソンは、名字はないが同じ名前の自分が、世子の身代わりになると申し出る。
#03(2025.4.11)
辺首会の刺客に包囲された世子(イ・ソン)、チョンウン、貧しい青年のイソン。そこに親衛隊長が兵を率いて駆けつけ事なきを得る。一方、漢城府の役人ハン・ギュホは世子に命じられ揚水庁の水路工事を調べ始める。そのことを知った辺首会は世子の命を盾に王を脅す。王は世子を守るため、辺首会の要求どおりギュホを捕らえる。さらに辺首会は世子が自らギュホの首をはねろという要求を突きつける。
#02(2025.4.4)
仮面を外して王宮を抜け出した先で、騒ぎに巻き込まれた世子(イ・ソン)は良家の娘カウンに助けられる。カウンは世子が探していた学者ウ・ボの弟子だった。カウンに名前を聞かれ、世子は書籍売りの「チョンス」と名乗る。さらに出会ったもう一人の弟子は、貧しい水売りの青年で、名は「イソン」。偶然にも世子と同じ呼び名だった。同じ年頃の二人と出会った世子は、これまで味わったことのない心のときめきを覚える。