2021年1月1日(金) 16:00~17:00

『海を渡った柿右衛門』

次回の放送予定

2021年1月1日(金) 16:00~17:00

江戸時代、有田焼はヨーロッパへ渡り、東洋の神秘的な美しさから王侯貴族のステータスシンボルとして愛された。中でも柿右衛門の作品は人々を魅了し、東洋の磁器の中でも最高峰として称賛された。またその作品は「柿右衛門様式」として模倣され、ドイツのマイセン磁器などに多大な影響を与えている。今も人々の宝として大切にされている柿右衛門の数々。350年の時を経て、色あせない柿右衛門の魅力とは何か。十五代酒井田柿右衛門がイギリス、ドイツ、オランダを訪ね、17世紀に海を渡った柿右衛門と今に受け継ぐ人々に出会う。



出演者・スタッフ

十五代酒井田柿右衛門
ニコル・クーリジ・ルーマニエール(大英博物館日本美術学芸員)
ミランダ・ロック(バーリーハウス館主)
清水菊江(J.A.N.Fine Artオーナー)
ジュリア・ウェバー(SKD磁器コレクションディレクター)
コーラ・ウェルメル(ツヴィンガー宮殿学芸員)
サンドラ・ヤシュケ(国立マイセン磁器製作所)
ホルガー・シル(国立マイセン磁器製作所)
メノー・フィツキー(アムステルダム国立博物館学芸員)
ローデリック・ツー・カステル・ルーデンハウゼン(トゥイッケル城城主)
《ナレーター》羽田美智子

番組概要

日本人も知らないまだ見ぬ柿右衛門かつてヨーロッパの人々の目に柿右衛門の“色絵”“濁手”はどう映ったのか?350年たった今も色あせない柿右衛門の美の神髄が4Kカメラで甦る。
ドイツ、オランダの美しい街並みや景色を、4Kカメラの鮮明な映像で欧州の旅気分を感じて頂く。

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