「過去」と「現在」が交差する1分… 彼らの選択が「未来」を変える!

本作は、それぞれ分離した現在と過去の人物が1分間の通話で疎通し、未来を変え愛する人を守るために奮闘するミステリーサスペンス作品。登場人物たちが異次元にタイムスリップする単純な物語ではなく、過去で起きたことを知る「現在」と、現在とは違う選択ができる「過去」の時間軸が、午後10時33分の1分間だけ携帯電話を通じて「未来」を変えていく。しかし、現在と過去の主人公たちが別の選択をすることで、毎回明らかになっていく新たな真実に直面し、さらには事件にも巻き込まれていく…!予想だにしなかった危機と葛藤、息つく間もない展開の連続で、1秒たりとも目が離せないスリルあふれる面白さに時間も忘れ見入ってしまうこと間違いなし。果たして彼らは愛する人を救うことができるのか?午後10時33分、運命の1分が幕を開ける!

かつてないストーリーに挑む、シン・ソンロク×イ・セヨンに注目!

「ロボットじゃない~君に夢中!~」「W-君と僕の世界-」などの演出を手掛けた監督パク・スンウと脚本家イ・スヒョンがタッグを組み、これまでになかったアイデアを題材に完成度の高い作品を作り上げた話題作。韓国をはじめ、日本やアジアでも大ヒットを記録した「星から来たあなた」でサイコパスな悪役を演じダークな色気を醸し出したシン・ソンロクが愛する娘を誘拐されたキム・ソジン役を熱演。社会的地位も高くクールなソジンが、もがき苦しみ絶望を味わいながら苦悩する姿は見る者の胸を打つ。また、「宮廷女官チャングムの誓い」でクミョンの幼少時代を演じ天才子役として知られ、近年では「王になった男」「医師ヨハン」に出演したイ・セヨンが最愛の母を捜すハン・エリ役を務め、行き来する極限の感情や細やかな仕草、呼吸まで繊細に描きだす演技力で高い評価を得た。2人はそれぞれの時間軸の主人公を演じ、「トロットの恋人」以来約6年ぶりの共演となった。

話題の実力派俳優も出演!ドラマを盛り上げるキーパーソンたち!

日本でも大きな話題となった「梨泰院クラス」で、主人公の宿敵チャン・グンウォン役で強烈な印象を残し、着実にキャリアを積んでいるアン・ボヒョンが、今作でソジンの忠実で従順な部下だが裏の顔を持つソ・ドギュン役を熱演し、「2020 MBC演技大賞」では新人賞を受賞した。ソジンとの激しい心理戦を通じてぶつかり合う迫真の演技は圧巻!また、K-POPアイドルWINNERのメンバーでリーダーを務めるカン・スンユンが、今作で「刑務所のルールブック」以降約3年ぶりのドラマ出演を果たし、エリの友人で少し頼りなくもエリを危機から助けるイム・ゴヌク役を務めた。以前よりもパワーアップした渾身の演技に胸がしめつけられる場面も。カン・スンユンはドラマのOSTにも参加し、彼が歌う「CAN YOU HEAR ME」は優れた感情表現とパワフルな歌唱力で作品の世界観を彩った。さらに、ソジンの妻カン・ヒョンチェ役にはナム・ギュリがキャスティング。美しく氷の彫刻のような表情で猟奇的な雰囲気をも醸し出す演技はまさに鳥肌もの。

「2020 MBC演技大賞」3冠受賞作品!

俳優たちの熱演で視聴者の心を奪った本作は、アン・ボヒョンが新人賞に輝いた他、2020 MBC演技大賞でシン・ソンロクが最優秀演技賞、ナム・ギュリが優秀演技賞を受賞し、その人気の高さを証明!(全22話・字幕)

あらすじ

ユジュン建設の理事であるキム・ソジン(シン・ソンロク)は、会社のチャリティ公演の日、会場で娘ダビン(シム・へヨン)を誘拐されてしまう。警察の捜査もむなしく手がかりすら発見されない日々が続いていた。一方、母の手術費用のためにアルバイトを掛け持ちするハン・エリ(イ・セヨン)は、ある日携帯電話を失くしてしまう。拾った人がいるかもしれないと電話をかけてみたが、出たのは誘拐犯からの電話を待っていたソジンだった。ソジンはかけ間違いだと伝え、ダビンの失踪チラシの画像を送る。その後、ソジンの元へダビンの体の一部が届き、そのショックによりソジンの妻ヒョンチェ(ナム・ギュリ)も自ら命を絶ってしまう。絶望の淵に立たされたソジンは自身も命を絶とうとするが、その時チラシを見たエリからダビンを見かけたと連絡が入る。話がかみ合わない2人だったが、やがてソジンはエリの1カ月先を、エリはソジンの1カ月前の時を生きていると分かり…。

22(2022.3.2.)

ソジンの計画は成功しユ会長は逮捕され裁判が始まるも、その行方に暗雲が垂れ込めてきた時、エリたちに付き添われたジンホが証拠品を持って法廷に現れる。そして耳を疑う内容の映像が法廷で流されユ会長の残忍な行いが白日の下にさらされた。一方、ヒョンチェも悪事が露見し捕らわれの身となる。ソジンは拘置所に面会に行き…。

21(2022.3.1.)

ソジンは新たな証拠品を作り出す決断をする。その計画は危険な賭けだったが話を聞いたエリも賛同する。そしてユ会長の自白を得た1か月後のソジンは、エリに望みを託して殺害される。エリと1か月前のソジンも動き出していて…。一方、ドギュンはヒョンチェのためにビョンハクを殺害しようとするも反撃され壮絶な最期を遂げる。

20(2022.2.28.)

パク警視に襲われたジンホは意識不明の状態が続いていた。そんな中、ジンホの娘ジアは、犯人の顔を見たとエリに話す。ジアの証言が決め手となり、パク警視は逮捕される。そんな中、ユ会長が手を回しテッキュが保釈される。一方、ドギュンは自分がヒョンチェの代わりにビョンハクに殺されるという未来の話をソジンから聞かされ…。

19(2022.2.25.)

ソジンはヒョンチェに理由も告げずヒョンチェと暮らす家を出る。ドギュンから事の顛末を聞いたヒョンチェはすべての計画が水の泡になったと嘆き、自分の忌まわしい過去の話をドギュンに聞かせる。その後ヒョンチェは実父ビョンハクの元を訪ねカネを渡し油断させて酒に睡眠薬を入れようとするも見つかり、暴行を受け監禁されてしまう。

18(2022.2.24.)

ユ会長が捜している物が何なのか分からないエリとソジン。それを探るためエリは危険を冒しテッキュと会う。そして、テッキュに連れていかれた場所にはユ会長がいた。ユ会長の指示でテッキュはエリを殺そうとするもソジンと警察が駆けつけ間一髪で助かる。テッキュが逮捕されると未来が大きく変わりヒョンチェとダビンは生き返るが…。

17(2022.2.23.)

1か月前のソジンは突然エリの元を訪ねる。するとちょうどその時にエリが手に持っていた腕時計を見てソジンは驚く。その時計は、崩壊事故が起きた時ソジンと同じ場所にいて、ソジンが最期をみとった男性の幼い娘に手渡した遺品で、ソジンはあの時の少女がエリだと知る。そしてその時計は、2人の運命を変える10時33分で時を止めていた。

16(2022.2.22.)

1か月後にエリは殺されるとエリ本人に伝えたソジン。話を聞いたエリは、ソンジャに“私は1か月後に死ぬから全てを話して”と頼むもソンジャは困惑し取り合ってくれず…。そんな中、1か月後のソジンはエリを助けるためにゴヌクの協力の下、ソンジャと会うことに成功する。そしてソジンは1か月前のエリに電話をかけソンジャと話をさせる。

15(2022.2.21.)

1か月前のヒョンチェはエリの留守中にソンジャに会いに行き、それを元にユ会長を揺さぶる。その頃1か月前のソジンは19年前の崩壊事故について調べていて意外な事実を知る。そして当時捜査に当たっていたパク警視に会いに行くが…。一方、エリはテジョンタウン被害者の会事務局長からソンジャはユソクと会ったことがあると聞かされ…。

14(2022.2.18.)

1か月後のドギュンは、エリを利用してヒョンチェを生き返らせようとする。しかしソジンからのメッセージ内容に不審を抱いたエリは、電話をかけ無言の相手にドギュンかと問う。そんな中、ソンジャの元にユ会長が現れ録音データを渡せと迫るが、ソンジャは頑なに拒否する。ユ会長と入れ違いにエリが病室に駆けつけてきてソンジャと再会を果たす。

13(2022.2.17.)

1か月前のドギュンはエリの元へ行きソジンとの関係を尋ねる。その時エリはソジンに電話をかけていて、ドギュンはその電話を力ずくで奪うが電話口に出た相手はソジンではなかった。そこへゴヌクたちがやってきて…。一方、テジョンタウン被害者の会の事務所を訪ねた1か月前のソジンは、事務局長がソジンの父ユソクと親しかったと聞かされる。

12(2022.2.16.)

1か月前のドギュンは手下のテッキュの行動を怪しみ始める。そんな中、1か月後ソジンと共に交通事故に遭い死亡するヒョンチェはソジンが服用している薬を調べ…。一方、エリは再びゴヌクとスジョンと共にソンジャを捜し始める。エリは、その手掛かりとなるテッキュに会おうとユジュン建設主催のテジョン新都市計画の説明会に参加する。

11(2022.2.15.)

ダビンの誘拐犯として現行犯逮捕されたエリは、警察署内でソジンと対面する。エリの目の前にいるソジンに1か月後のソジンに託された話をするも、ソジンは冷酷な言葉をエリに浴びせ、担当刑事に示談にする気はないと伝える。しかしその後エリは突然釈放される。それはユジュン建設のユ会長がソジンに告訴を取り下げるよう指示したからだった。

10(2022.2.14.)

エリのアルバイト先に突然ヒョンチェが現れる。ヒョンチェは自分たちに関わるなとエリに警告するも、エリは反論する。そんな中、エリが仕掛けたダビンのぬいぐるみ内の発信器が示す場所へと急ぎ向かったソジン。それからソジンと連絡がつかなくなり、エリはソジンの身を案じるも、ダビンの誘拐を防げば未来が変わると信じ行動を始める。

9(2022.2.11.)

エリがソンジャを見つけだしたことによって、ソンジャが殺害されソジンがその犯人として警察に追われる未来は大きく変わる。現状が変わったソジンはジンホの自殺について疑念を抱き調べていく。一方、エリとソンジャはテジョンタウン崩壊犠牲者の慰霊碑へ参拝に訪れる。そこでソンジャが書置きを残しいなくなり、エリはある決心をする。

8(2022.2.10.)

発見した遺体のポケットにあったメモの内容を調べていくうちに遺体はソンジャだと知ったソジンはがく然とする。そんな中、ソンジャの口座に大金が振り込まれエリは胸騒ぎを覚え、遺体はソンジャではと問うもソジンは答えず、判明したソンジャの足取りを伝え捜しだすように言う。その頃、警察はソンジャ殺害の容疑者としてソジンを追っていた。

7(2022.2.9.)

エリはゴヌクが撮ってきたジンホの家に出入りする男の映像をソジンに送り見せると、その男はソジンの秘書のテッキュだとソジンから聞かされる。そしてエリは父テギルの死の詳細をソジンに話し始めるも1分で電話は切れる。そんな中、テッキュの車に発信器を装着することに成功したソジンはテッキュの車を追っていった場所で遺体を発見する。

6(2022.2.8.)

1か月後のソジンは違法資材の件で取り調べを受けていた。その頃、エリはソジンの妻ヒョンチェに近づこうと後をつけると、ヒョンチェはあるマンションの部屋に入っていく。出迎えたのはソジンの部下ドギュンだった。それを見たエリは驚き呆然とする。ヒョンチェはソジンと結婚する以前にドギュンとつきあっていて、今も不倫関係にあった。

5(2022.2.7.)

ジンホの家に行ったエリは間一髪のところをゴヌクに助けられる。ゴヌクはエリの携帯を持っていてソジンからかかってきた電話でエリの危険を知ったのだった。エリが助かった瞬間、1か月後のソジンの目の前の光景が変化していく。エリの無事を確認しようと担当刑事に電話をかけたソジンは驚くべき話を聞かされがく然とする。

4(2022.2.4.)

エリはゴヌクが用意してくれた偽の社員証でようやくユジュン建設内のソジンの元にたどり着く。エリは1か月後のソジンに託された話を1か月前のソジンにするも全く相手にされず追い出される。そんな中、エリの元にソンジャが入院していた病院から連絡がありソンジャの私物を引き取りに行くと、看護師から妙な話を聞かされる。

3(2022.2.3.)

ソジンは自分がエリの1か月後を生きていることに気づく。1か月前を生きているエリに家族を救ってもらおうと考えるが、エリは話も聞いてくれない。そんな中、エリは必死に貯めたお金を友人のゴヌクにだまし取られてしまう。雨が強く降りしきる中、コンビニの軒下で大声で泣きじゃくるエリ。その時あるものがエリの目に留まる。

2(2022.2.2.)

絶望したソジンは川に身を投げようと欄干に足をかけたその瞬間、携帯にメッセージが入る。そこにはダビンを見たという内容が書かれていて、ソジンは急ぎ電話をかける。その相手こそがエリだった。ソジンとエリは会う約束をし約束の場所に2人とも行くが会うことができず、その夜ソジンとエリは互いに待ちぼうけを食らったと電話で罵り合う。

1(2022.2.1.)

ユジュン建設の最年少理事であるソジンは、バイオリニストの美しい妻ヒョンチェ、そして娘のダビンと誰もがうらやむような幸せな日々を送っていたが、チャリティー公演会場から娘のダビンが忽然と姿を消してしまう。一方、母の心臓移植費用のために必死に働くエリ。住む世界が全く違うソジンとエリが1分の通話でつながっていく。

キム・ソジン

演:シン・ソンロク

<主な出演作>「パフューム~恋のリミットは12時間~」「皇后の品格」「リターン -真相-」

ハン・エリ

演:イ・セヨン

<主な出演作>「花遊記<ファユギ>」「王になった男」「メモリスト」「宮廷女官チャングムの誓い」

ソ・ドギュン

演:アン・ボヒョン

<主な出演作>「梨泰院クラス」「彼女の私生活」「かくれんぼ」

イム・ゴヌク

演:カン・スンユン(WINNER)

<主な出演作>「刑務所のルールブック」「プロデューサー」

カン・ヒョンチェ

演:ナム・ギュリ

<主な出演作>「赤い月青い太陽」「海雲台(ヘウンデ)の恋人たち」

STAFF

演出

パク・スンウ

「ロボットじゃない~君に夢中!~」「W-君と僕の世界-」

ソン・チウク

「チェックメイト!~正義の番人~」

脚本

イ・スヒョン

海外ドラマ特集