＜午後の名作ドラマ劇場＞『課長 島耕作2』

弘兼憲史原作の同名タイトルマンガ「課長　島耕作」のドラマ化。ファン待望の第２作目は、仕事にも愛にもタフな働きを見せる好漢・課長 島耕作が中堅メーカーとの提携のため、強引な乗っ取り屋との株戦争に尽力する活躍を京女の慕情をからめて描く。

初芝電器の宣伝課長、島耕作(宅麻 伸)は、新しいパソコンゲーム機を開発した京都の曙製作所と提携する任務で京都入りをする。
京都では、大阪の乗っ取り屋・有馬興産が曙製作所の株の買い占めに乗り出しており、また組合の強い提携反対もあって、むかし初芝電気の中沢部長(竜 雷太)と親友だった曙の社長・松永(石田太郎)は苦境に立っていた。
松永の相談相手になりながら、島はふとしたことからバーの女将・かつ子(秋吉久美子)と知り合うが、互いにひかれてつい一夜を共にすることになる。東京からは島の恋人・久美子(清水美砂)が島を追って京都に来ていた。
曙製作所の株主総会を前に、有馬(内藤剛志)の株の買い占めはすさまじく、過半数を制する勢い。しかも、曙の株５万株を持つかつ子は、なんと有馬の女だった…。