第77話
チュモンたちはチョンム山で刺客に襲われ、ピリュは危うく殺されかけるが、ユリの助勢で命を救われる。刺客を差し向けたのは高句麗(コグリョ)とプヨの同盟を阻止しようとする漢であることを見抜いたチュモンは、プヨへ戻りテソに真相を究明するよう圧力をかける。テソは高句麗と漢のどちらと同盟するかで迷っていたが、高句麗と同盟することを選ぶ。
プヨとの同盟が決定し高句麗に戻ったチュモンは、遼東郡討伐の準備を進める。同盟の知らせはすぐに遼東城に届き、ファン太守はヨンポとテマジンを幽閉する。一方、クムワは宮殿を出て民と触れ合いながら余生を過ごすことを決める。宮殿を去る前に太后(王妃)のもとを訪ねたクムワは、太后の涙ながらの告白を聞き、許しを請う。そしてチョンム山に赴き、ユファをしのぶ。
ユリはついにプヨ宮殿のユファの寝所の下から折れた剣を見つけ出し、イェソヤから自分の父が高句麗の王チュモンだと聞かされる。折れた剣を証拠に高句麗宮殿を訪ねたユリは、チュモンに謁見を求め、自分がユリであることを明かす。
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