第11話
ヘモスとともに剣の練習に励むチュモンの様子を見にきたソソノは、偶然、チュモンがヨンポとトチのことを報告しにきたプヨンを抱きしめる場面を目撃し、複雑な気持ちになる。その後、ソソノのもとを訪れたチュモンはマリたちが商団で働けるよう頼むが、ちょうどそのとき、傷が癒えて商団に来訪したテソと顔を合わせてしまう。チュモンはテソに「命だけは助けてください」と頼み、テソは「気に障ることをしたら承知しない」と脅す。そして、マリたちは商団の護衛兵として働くことになる。
クムワは大将軍フクチに命じてヘモスの行方を捜させ、それを知ったプドゥクプルは焦る。ヨミウルは強い霊力を持つ幼い巫女ピョリハの力を借りてヘモスの潜伏先を突き止め、プヨから出て行くよう頼むが、ヘモスはプヨを発つ前に一目ユファに会いたいと願う。ヨミウルを部下に尾行させてヘモスの潜伏先を突き止めたプドゥクプルは、テソにクムワとヘモスの絆について教え、「プヨのためにヘモスを生かしておいてはならない」と進言する。
テソは母である王妃から「チュモンはヘモスの子かもしれない」と聞かされ、ヘモスを殺害するためヨンポに兵を動かすよう命令する。一方、ヨンポは宮廷使者とともに鉄器工場の武器を横流ししていた。武器を持ち出すところを目撃したモパルモは、口外したら殺すとヨンポに脅される。その後、ヘモスとの約束を守ったヨミウルは、ヘモスとユファを会わせる。
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