第10話
監獄襲撃事件についてプドゥクプルとヨミウルを問い詰めたクムワは、ヘモスが20年間監獄で生きていたことを知り衝撃を受けるが、ユファにそれを打ち明けることができない。一方、監獄から逃走したチュモンはマリたちの協力を得てヘモスをかくまい、モパルモに頼んで護身用の剣を入手する。テソとヨンポは監獄襲撃の首謀者が自分たちであることを伏せるよう、プドゥクプルとヨミウルを説得する。
ソソノは父ヨンタバルの命令で病床のテソを見舞うが、チュモンの存在が心に残り、ウテにチュモンの身元調査を指示する。そしてチュモンが本当にプヨの王子だったと知って驚き、王子ふたりと個人的なつながりができたことを好機と考える。トチはプヨと漢の交易を受注するためヨンポを招いて接待するが、ヨンポはチュモンのことをトチに問い詰める。
チュモンが父や兄たちとトラブルに巻き込まれていることを知ったヘモスは、チュモンを救うためクムワに書簡を送り、夜間密会したいと申し入れる。クムワは約束の場所に駆けつけるが、ヘモスとチュモンは密会を知ったプドゥクプルの差し金で刺客軍団に襲われ、ヘモスの心には盟友クムワへの疑いが生まれる。もはやチュモンは自分の力で身を守るしかないと考えたヘモスは本格的な剣術の授業を開始し、ヘモスから剣の奥義を教わったチュモンは着実に腕を上げ始める。
|