「ヘチ 王座への道」「太陽を抱く月」など、時代劇でも活躍をしているチョン・イルが、朝鮮時代の伝説的英雄を熱演!
さらに、大ヒットドラマ「宮」シリーズを手掛けたファン・インレが演出を担当!
心に傷を負う英雄イルジメの繊細な心情を描きだすと共に、
迫真の戦闘シーンで話題を集めたアクション時代劇!
あらすじ
高級官僚の父と奴婢の母の間に生まれたイルジメは、梅の木の下に捨てられてしまうが、偶然通りかかった乞食と僧に拾われ命を救われる。養子として清に送られ成長したイルジメは、実親の存在を知り再び祖国へ舞い戻る。やがて、イルジメはあることをきっかけに庶民の暮らしを守る義賊に生まれ変わり…。
#012024.5.15
官員らが私利私欲にまみれ、民の生活が無法のまま放置された朝鮮時代の仁祖年間。そんな中、民が恐れる不可殺(ブルガサリ)と呼ばれる人食い男を退治した青年イルジメがいた。一方、ある年の清渓川(チョンゲチョン)にて、生まれて間もない赤子を保護したゴルチと涅空(ヨルゴン)は乳母を捜し、奴婢(ぬひ)の館に向かうと…。
#022024.5.16
赤子に乳をやった白梅(ペンメ)は別れ際、ゴルチに高級なノリゲを渡す。しかしその帰り道、ゴルチに不信感を抱いたク・ジャミョンはゴルチを問い詰め、白梅と出会う。一方、赤子の危機を予知したヨルゴン和尚は赤子を連れて清に渡る。和尚は清の豪族に赤子を養子として託し、後にその赤子は一枝梅(イルジメ)と名付けられる。
#032024.5.17
イルジメが青年に育ったある日、ワン・ヘンボという男から実の母親が朝鮮にいることを聞かされ、イルジメは朝鮮行きを決意する。しかし、ヘンボの正体は清の諜報部員だった。朝鮮に辿りついたヘンボは、イルジメをアリバイに間諜たちと接触する。そんな中、ク・ジャミョンらは間諜たちを追い詰めるが、皆が口封じに自決をしてしまい…。
#042024.5.20
ヘンボの連れとして追われる身となったイルジメは山に隠れ、民家の鶏を盗みながら洞窟で生き延びていた。そんなイルジメが夜な夜な人間への恨みを募らせていた時、ダルと出会って心が浄化され恋に落ちる。そしてダルは父親を説得し、イルジメと3人で一緒に暮らすこととなる。一方、脱獄したヘンボをジャミョンは根強く追い続け…。
#052024.5.21
イルジメはダルの父親・セウクから長白剣法を伝授される。一方、ヘンボは義州(ウィジュ)に逃げようと船に乗り込むが、船の持ち主である義賊に身ぐるみを剥がされる。隙を見つけて逃げ回るヘンボだったが、ジャミョンらに追い詰められ、居合わせた漁師の協力により捕らえられる。そんな中、イルジメは牢獄に入れられてしまい…。
#062024.5.22
セウクとダルを処刑で失ったイルジメは皆を恨み、狂暴に荒れる。市街を荒らすイルジメを捕らえようと、捕盗庁(ポドチョン)は奔走する。軍官たちから逃げ回る中で、イルジメはダルとそっくりな見た目の少女ウォルヒと出会う。一方、荒れてるイルジメを見かけたヨルゴン和尚は、イルジメを改心させようと小屋に閉じ込めてしまい…。
#072024.5.23
四季が巡った頃、すっかり改心したイルジメはゴルチがいるというハク村へ向かう。ゴルチと再会したイルジメは、共に魚釣りをしながら穏やかに暮らし始める。平和な時間を過ごしていたイルジメだったが、村娘の殺人事件に巻き込まれてしまう。 一方、漢陽では偽物の剣を売りさばいていたチャドルが役人に捕まり…。
#082024.5.24
イルジメは巨済島を発つが、悪天候により倭の国に漂流する。命を助けてくれた忍者には病気の娘リエがいることを知り、お礼として薬になる山参を渡す。そして今度はリエを助けたお礼として、イルジメは忍者から忍術を取得する。一方、ジャミョンは漢城府の役人の手回しで、過去の事件を言いがかりに職務怠慢で流刑に処されてしまい…。
#092024.5.27
イルジメは3年ぶりに朝鮮に帰ってくる頃、漢陽では盗賊同士の争いが勃発していた。味方が全滅しかねない状況を懸念したポンソニ派は、秘密兵器としてブルガサリを用意する。そんな中、イルジメは漢陽の情勢を調べるために、妓生に変装し潜りこむ。一方、ジャミョンが漢陽に戻ってくることを知ったヘンボは脱獄を試み…。
#102024.5.28
商人が財産を黄金に換えて故郷に移すという情報を手に入れたポンソニ派は、黄金を横取りする計画を立てる。そのことを知ったイルジメは、覆面姿で盗賊たちを倒し黄金を持ち帰る。しかし、黄金の本来の持ち主であるキム・ジャジョムは大激怒。そんな中、ウォルヒの前に姿を現したイルジメは2人で甘い時間を過ごすが…。
#112024.5.29
ジャミョンは秘密任務として海東青派に潜入するが、そこにはハク村で村娘を殺めたソンゲがいた。そして海東青派がポンソニ派との盗賊間では、後に歴史に大きな印象を与えることとなる群盗大乱闘事件が起きる。抗争中にヘンボがジャミョンを見つけたことから、ソンゲにジャミョンが捕盗庁の役人であることを知られてしまい…。
#122024.5.30
二大盗賊団のうち海東青は奇襲攻撃により一掃されたが、情報を手に入れていたポンソニ派はまんまと逃げ切る。しかし、偶然ヘンボが物乞いのゴルチに荷物運びをさせたことから、根城が発覚しポンソニ派を崩すことに成功。そんな中、役人が民から土地の権利書を奪い取る場面に遭遇したイルジメは、元の持ち主に返そうとするが…。
#132024.5.31
二大盗賊団事件が終結し民の暮らしは守られるかと思いきや、今度は高利貸しが都にはびこり民の生活を脅かしていた。イルジメは権力者の家ばかりを狙う義賊となり、貧困に苦しむ民たちの間で英雄として話題となっていた。一方、ゴルチとウォルヒと共に暮らすようになったイルジメは、ウォルヒと婚姻を結ぶべきか悩んでいたが…。
#142024.6.3
ウォルヒと婚姻を結ぶことにしたイルジメは、和尚の元へ報告しに行く。しかしイルジメは、和尚にウォルヒをダルの代わりにしているのかと問われ、自分の気持ちに自信がなくなってしまう。そんな中、権力を失った東人派のチェ・セウンは、国王を退かせ東人を盛り返す謀略を練ったことから捕まってしまうが…。
#152024.6.4
イルジメは、西人派のソン・ソクチュがセウンの娘を狙っているという噂を聞きつける。そして、さらわれそうになる娘を救出しようとすると、そこにイルジメの味方だという男が現れる。一方、イルジメの居場所を知るチャドルは両班に捕らえられて拷問をされてしまう。両班を止められなかったソンダルはジャミョンに助けを求めるが…。
#162024.6.5
イルジメはソクチュが友人のセウンを陥れたことが許せず、初めて人を殺める決意をする。両班らの見せしめになると言うイルジメの本心をウォルヒは見抜いていた。イルジメは斬り首になったダルを忘れられずにいたのだ。しかしウォルヒの説得でイルジメは殺害を思いとどまるが、ソクチュの家に火をつけてしまい…。
#172024.6.6
謎の男がイルジメの居場所を捕盗庁に告げ、家主のウォルヒが捕まってしまう。連行されるウォルヒを目撃したチャドルは、イルジメに逃げるように伝える。ウォルヒは義禁府に移送され拷問を受けることになり、ジャミョンはイルジメの罪が増えていくのを心配していた。何としてもウォルヒを助けたいイルジメは、謎の男に力を借りようと…。
#182024.6.7
イルジメの母である白梅が漢陽に到着すると、市民たちが話すイルジメの黒い噂を耳にする。白梅はジャミョンの家に連れて行かれるも、イルジメを捕らえなくてはならないジャミョンの立場を思い、姿を消す。一方、ヘンボが偽のイルジメを演じ、捕盗庁が偽イルジメに気を取られている間に、仲間が盗賊を脱獄させてしまい…。
#192024.6.10
ジャミョンは白梅の居場所を突き止める。一方、イルジメは偽のイルジメがヘンボであることを聞き出す。その上、脱獄した盗賊たちが慶尚道にて襲撃を企てている事を知る。イルジメは、ゴルチとウォルヒに安全な家を用意し慶尚道に向かう。しかし、置いて行かれた事を知ったウォルヒは嘆き、イルジメを追いかけようとするが…。
#202024.6.11
ウォルヒはイルジメを捜し、慶尚道のあずまやにいた。慶尚道の帰り道、イルジメは月琴の音をたどりウォルヒを発見するが冷たくあしらう。傷付いたウォルヒは崖の上から飛び降りてしまう。ウォルヒを死なせてしまった罪悪感からイルジメは心を閉ざしてしまう。今までどんな悪人も殺生をしなかったイルジメだったが…。
#212024.6.12
イルジメが街で飲んでいると、クォン大監の子息であるジャンホが切り首の話をしているのを耳にする。クォン大監の家に忍び込み、そこで罪の無い者の生首が保管されているのを目の当たりにしたイルジメは、再び人を殺めてしまう。国の重要人物を殺害してしまったイルジメは指名手配犯となり、両班らからも命を狙われるが…。
#222024.6.13
イルジメを捕らえようとする族に狙われ、イルジメは鉄砲で打たれてしまう。イルジメは遠のく意識の中で、どうにかヨルゴン和尚のもとへ行く。ヨルゴン和尚はウォルヒを連れて寺に戻り、ウォルヒに手厚く看病されたイルジメは九死に一生を得る。一方、ヘンボは偽の薬を売って市民を騙そうとしていたが、そこにヤンポが現れ…。
#232024.6.14
人を殺めてしまったイルジメには捕盗庁に追われていた。そして、イルジメが煙たいキム大監は猟師を従えウォルヒを人質に取る。キム大監は奇仙女を呼びつけ、イルジメが襲撃に来る日を予言してもらう。しかしイルジメはパクら猟師を説得し山に返し、チャドルたちの助けを借りてキム大監の財宝と奪い、ウォルヒを取り返すが…。
#242024.6.17
イルジメはチェ大監が清に対抗するための武器開発を一任されていることを知る。資金難に困っているチェ大監に、イルジメはウォルヒたちの面倒を見る条件で財宝と武器の開発場所を与える。一方、イルジメとチェ大監が密会したことを知ったジャミョンとジャジョムは、個々に何を秘密裏に進めているのか調べ始めるが…。
#252024.6.18
チェ大監らは、順調に火薬の開発が進み喜んでいた。しかし、ジャジョムは火器の開発を探り当て、都会所を爆破しようとする。イルジメは襲撃にいち早く気づき、職人達に火薬を移動させ、逃げるように仕向ける。しかし、イルジメは爆発に巻き込まれ意識を失う。そんなイルジメを、ヘンボたちは清に連れ去ろうとしていて…。
#262024.6.19
ヘンボとヤンポに捕らえられていたイルジメはソンゲに助けられるが、逃げ出してしまう。そして、開城の人参畑で倒れているところを白梅に発見され手当てを受ける。一方、ソンゲに襲われたヘンボらは深手を負うが、トッポ和尚に助けられる。その頃、漢陽ではイルジメの弱点を知ったジャジョムがウォルヒを誘拐し待ち受けるが…。
#272024.6.20
無事にウォルヒを助けたイルジメだったが、太鼓の音で気を失い捕まってしまう。身柄を捕盗庁に拘束されたイルジメだが、尋問を行ったジャジョムによって謀反を付け加えられ、斬刑を言い渡されてしまう。ジャミョンは白梅との約束を守りたい一心でイルジメを脱獄させる。そして、ジャミョンは自らの命を絶とうとするが…。
#282024.6.21
白梅はイルジメが処刑されたと聞いて途方に暮れる。そこへイルジメが現れ、ついに親子の再会を果たす。しかし、時は既に遅く、白梅は毒を飲んで自害してしまう。そんな中、イルジメはヤンポとチェ大監に説得され、清へと渡る。一方、ヘンボも清に来ていたが、元の隊員や隊長の居場所も分からず彷徨っていると、トッポ和尚と再会し…。
#292024.6.24
イルジメは宮殿に潜り込み、王の目を盗んで朝鮮との戦を企む清の戦略を記した書を見つける。そして、書を朝鮮に届けるために国境を渡ろうとするが、ジャミョンを殺したと勘違いするスリョンに刺されてしまう。重傷を負ったイルジメの代わりに、スリョンは書を朝鮮に送り届けると約束するが、待ち伏せている刺客たちに襲われ…。
#302024.6.25
戦争が終わり、清の属国となった朝鮮の捕虜たちはひどい扱いを受けていた。イルジメは、次々と捕虜を逃がす手伝いをする。一方、遺言を預かったチャドルはソンダルの思いを引き継ぎ、イルジメ伝を完成させる。ウォルヒは成長したチャドルと再会する。そんな中、イルジメは皇帝と取引をし、捕虜と共に朝鮮に戻るが…。
イルジメ
演:チョン・イル
ウォルヒ
演:ユン・ジンソ
ク・ジャミョン
演:キム・ミンジョン
ぺンメ
演:チョン・ヘヨン
- STAFF -
- 演出: ファン・インレ
- 脚本: キム・グァンシク