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2025年1月29日(水) 18:30~19:25
<時代劇>『御家人斬九郎 第2シリーズ』
2025年1月29日(水) 18:30~19:25
第6話「仕官の罠」
毎週(水) 18:30~19:25
貧乏御家人の松平斬九郎(渡辺謙)は、芸者の蔦吉(若村麻由美)の紹介で、大田原藩の江戸家老・近藤主膳(有川博)と会い、「片手わざ」を頼まれる。
家中の一人を切腹させることになったので、その介錯をして欲しいという。
奇妙なことに、半年前から大田原藩士であったことにしてほしいという条件がついていた。
支度金は五十両。斬九郎の母親麻佐女(岸田今日子)は、金のためにそれを許した。
斬九郎は屋敷内の座敷牢に神林幾馬(岡野進一郎)という若い武士がいるのを見た。
切腹するのはこの男だろうと思ったが、男の態度は横柄である。
幾馬は城代家老の嫡男だが国許で放蕩・乱暴の限りを尽くし江戸へやってきた。
ここでも素行は直らず、ついに公儀大目付の配下を斬ってしまい切腹させることになったのだ。
切腹の時が迫り、なぜか斬九郎までが白い死装束を着るように求められる。
そして、近藤の配下が斬九郎に「介錯いたす」と言い放った…。
最初から斬九郎を身代わりに仕立てるつもりだったのだ。
- <出演者>
- 松平斬九郎:渡辺謙
- 蔦吉:若村麻由美
- 西尾伝三郎:益岡徹
- 南無八幡の佐次:塩見三省
- 松平須美:吉沢梨絵
- よね:松村康世
- 喜助:牧冬吉
- おきく:渡辺梓
- 麻佐女:岸田今日子
- 神林幾馬:岡野進一郎
- 近藤主膳:有川博
- 佐野半兵衛:伊藤高
- 小西慎之助:沖さとし
- 銀蔵:岩尾正
- 勘次:井上茂
- <スタッフ>
- 企画:能村庸一 西岡善信
- プロデューサー:遠藤龍之介 西村維樹
- 原作:柴田錬三郎
- 脚本:志村正浩
- 音楽:佐藤勝
- 監督:工藤栄一
- 制作:フジテレビ 映像京都
俳優・渡辺謙が95年に主演した人気作。
原作は『眠狂四郎』などで知られる時代小説の大家・柴田錬三郎であり、本作は“明るい狂四郎”とも称された傑作。細部の演出までこだわり、旧大映の流れを汲む味わい深い映像美は必見!
さらに音楽は、黒澤明の『用心棒』などで知られる映画音楽の巨匠・佐藤勝が手がけ、その味わいをより一層深いものとしている。
もちろん、時代劇の醍醐味である殺陣も大迫力!渡辺謙が豪快かつキレのある太刀筋を惜しみなく披露している。そして母親とのコミカルでアットホームなやりとり、さらに、蔦吉とのもどかしい恋模様もつめ込んだ、とにかく見どころ満載の作品。今回はその第2シリーズを放送!(全11話)