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2025年3月5日(水) 18:30~19:25
<時代劇>『御家人斬九郎第2シリーズ』
2025年3月5日(水) 18:30~19:25
第11話「あんぶれらあ」(最終回)
毎週(水) 18:30~19:25
岡っ引きの佐次(塩見三省)が、夜の見回りで見慣れない夜鷹(八代亜紀)に声をかけた。
彼女は、松平斬九郎(渡辺謙)に会いたいと言う…。
夜鷹とは思えない気品に押され、佐次は話を取り次いだ。
夜鷹は斬九郎に五十両を渡し、唐物屋の蝙蝠(こうもり)堂の大番頭・九兵衛(頭師孝雄)を3日以内に斬ってくれという。
唐物屋とは長崎の出島にいる唐人やオランダ人から異国の品物を仕入れて売る商売で、禁制品の密輸がつきものの商売だ。
斬九郎は九兵衛を自宅で待ち「お前を斬ってくれと頼まれたが、事情を話せば助ける」と言った。
しかし、そこに銃声がして九兵衛は倒れ、持っていた洋傘を渡して息絶えた。
斬九郎の母・麻佐女(岸田今日子)は、夫が長崎奉公所に勤めていたころ、異国の言葉を学んだことがあり、洋傘を見て「あんぶれらあじゃ」と喜んだ。
鎖国の江戸に洋傘に隠された国禁の秘密とは・・・。
八代亜紀をゲストに送る異色編!
Ⓒ日本映画放送 Ⓒ日本映画放送
- <出演者>
- 松平斬九郎:渡辺謙
- 西尾伝三郎:益岡徹
- 西尾るい:唐沢潤
- 南無八幡の佐次:塩見三省
- 松平須美:吉沢梨絵
- おえん:奈月ひろ子
- 麻佐女:岸田今日子
- 雲乃井:八代亜紀
- 村上柳太郎:赤羽秀之
- 梅吉:大橋一三
- 東八:喜多村英三
- お光:奥田小百合
- おもん:長野いずみ
- おふさ:朝加真由美
- 弥一郎:原田清人
- 九兵衛:頭師孝雄
- 森島太吉:北川肇
- 蝙蝠堂の番頭:川上哲
- 蝙蝠堂の手代:草木宏之
- ほか
- <スタッフ>
- 企画:能村庸一 西岡善信
- プロデューサー:遠藤龍之介 西村維樹
- 原作:柴田錬三郎
- 脚本:田坂啓
- 音楽:佐藤勝
- 監督:舛田利雄
- 制作:フジテレビ 映像京都
俳優・渡辺謙が95年に主演した人気作。
原作は『眠狂四郎』などで知られる時代小説の大家・柴田錬三郎であり、本作は“明るい狂四郎”とも称された傑作。細部の演出までこだわり、旧大映の流れを汲む味わい深い映像美は必見!
さらに音楽は、黒澤明の『用心棒』などで知られる映画音楽の巨匠・佐藤勝が手がけ、その味わいをより一層深いものとしている。
もちろん、時代劇の醍醐味である殺陣も大迫力!渡辺謙が豪快かつキレのある太刀筋を惜しみなく披露している。そして母親とのコミカルでアットホームなやりとり、さらに、蔦吉とのもどかしい恋模様もつめ込んだ、とにかく見どころ満載の作品。今回はその第2シリーズを放送!(全11話)