
- 時代劇
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2025年12月10日(水) 18:30~19:25
<時代劇>『御家人斬九郎 第2シリーズ』
2025年12月10日(水) 18:30~19:25
第3話「母の仇討」
毎週(水) 18:30~19:25
貧乏御家人の松平斬九郎(渡辺謙)と親しい芸者の蔦吉(若村麻由美)が、中年の武家の妻、梅(江波杏子)を連れてきた。
烏山藩士だった梅の夫は五年前、同じ藩士の武藤竜之進(大林丈史)と口論の末、斬り殺された。
一人息子の源之助(宮下直紀)は、武藤を追って城下を離れたが、その後消息不明。息子を探しに江戸に来て、難儀している梅を蔦吉が助けたのだ。
梅は息子に仇討ちをさせようと必死だった。
だが斬九郎は、仇討ちなどに肩入れする気はない。
それを聞いて梅は「あなたはそれでも武士なのですか」と怒る。
それでも礼金目当てに源之助を探す斬九郎。
だが見つかった源之助は、すっかりうらぶれた浪人姿で、仇討ちする気などなかった。

Ⓒ日本映画放送 
Ⓒ日本映画放送
- <出演者>
- 松平斬九郎:渡辺謙
- 蔦吉:若村麻由美
- 西尾伝三郎:益岡徹
- 南無八幡の佐次:塩見三省
- 松平須美:吉沢梨絵
- 東八:喜多村英三
- 喜助:牧冬吉
- よね:松村康世
- 麻佐女:岸田今日子
- 倉田源之助:宮下直紀
- おみよ:小松エミ
- 武藤竜之進:大林丈史
- 半助:門田裕
- 倉田梅:江波杏子
- <スタッフ>
- 企画:能村庸一 西岡善信
- プロデューサー:遠藤龍之介 西村維樹
- 原作:柴田錬三郎
- 脚本:志村正浩
- 音楽:佐藤勝
- 監督:池広一夫
- 制作:フジテレビ 映像京都
渡辺謙が97年に主演した痛快娯楽時代劇。
原作は『眠狂四郎』などで知られる時代小説の雄・柴田錬三郎で本作は“明るい狂四郎”と言われている。
旧大映の流れを組む映像京都が作り出す映像美は必見。
さらに音楽を黒澤明の『用心棒』などで知られる映画音楽の巨匠・佐藤勝が手がけ、その味わいをより一層深いものとしている。
時代劇の醍醐味である渡辺謙のキレのある殺陣、そして母親とのコミカルでアットホームなやりとり、さらに蔦吉との恋模様をつめ込んだスーパーエンターテインメント時代劇。
ソフト化されてないので、ぜひこの機会に観てほしい傑作だ。
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<時代劇>『御家人斬九郎 第2シリーズ』
第3話「母の仇討」
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