『ガリレオＸ』

今、生成AI技術の進展などを背景に、IT大手が次々とデータセンターの電源に原子力エネルギーの利用を決定。
再び、原子力発電の活用が注目されている。
そうした中、原子力発電から出る廃棄物の処分の取り組みも大きく進展している。
例えば、処分場の場所をいち早く決定したフィンランドでは、施設の建設がほぼ終了し、現在、各設備の試運転を行っているという。
また、お隣の国、スウェーデンは2022年にフィンランドに続いて処分地を正式決定し、地下処分施設の建設に向けた取り組みを進めている。
原子力発電を保有する国にとって決して避けては通れない廃棄物の処分。
その取り組みは今どのように進んでいるのか？
世界各国の取り組みの動向をレポートし、地層処分の現状と今後の展望をさぐっていく。

　「ガリレオＸ」は、科学や科学技術に関わる新しい動向や注目の研究を、「深く・わかりやすく・面白く」伝える、30分の科学ドキュメンタリー。
　タイトルの“Ｘ”は、番組が挑むテーマの広がりを表す“変数Ｘ”。宇宙、 地球、都市、生命科学、脳科学、 メディア、 ロボット、エンジニアリングなど幅広い領域から、暮らしや社会に変革をもたらすかもしれないＸ、常識や固定観念を覆すＸ、日本が世界に誇るＸを毎回取り上げ、サイエンスの最前線とテクノロジーの未来に鋭く迫る！