『藤井フミヤスペシャル６　～斎王 伊勢神宮に仕えた女たちの物語～』

皆さんは、「斎王」という存在を知っているだろうか？

それは、天皇に代わって伊勢神宮、または賀茂神社に仕えるために選ばれた未婚の皇族女性。
斎王制度は約660年にわたって続き、累計60人以上の斎王が存在した。
年に三度 伊勢神宮に赴く以外は、一年のほとんどを「斎宮」と呼ばれる場所で過ごし、神々を祭る日々を送っていた。
今回、藤井フミヤは、神に人生を捧げた斎王たちの姿を知る旅に出る。

その舞台となるのは、今年 愛子さまが視察されたことでも話題になり、斎宮跡が発掘された地である三重・明和町。そして斎王たちが仕えた伊勢神宮。
「天皇の代理」「人と神の架け橋」という重大な役目を持ちながらも、人間らしい人生を否定された暮らしを送り、現代ではその存在をほとんど知られることのない「斎王」たちの日々と歴史、文化を紐解く。
何度も伊勢に足を運んでいるフミヤさえも、その存在を初めて知ったという「斎王」。
歴史に埋もれた彼女たちの姿とは？