『FNSチャリティ2022　モザンビーク』

FNSチャリティキャンペーンの活動は新型コロナウィルスの感染拡大で現地取材が2019年度のウガンダ支援以来休止状態が続いてきたが、2022年9月現地の感染状況が落ち着いたのを受け、3年半ぶりに現地取材を行い、現地の状況を伝える。

世界中で問題になっている気候変動は同国でも例外ではなく、乾季の長期化、雨季の短期化による集中豪雨、そして頻発して同国を襲うサイクロンなど、子どもたちを取り巻く環境は厳しくなるばかりである。また、ウクライナ危機に端を発し世界中に拡大している物価の高騰は、モザンビーク共和国北部の貧困地帯にも無縁ではない。自給自足に近い生活を送っている農家では、サイクロンなどによる作柄の不良が更に追い打ちをかけて、子どもたちの食生活に深刻な影響を及ぼしている。 十分に栄養接種が出来ない子どもたちは定期健康診断で慢性栄養不良と診断され、放置するとその後の発育に大きな影響が。

番組では、北部沿岸部で生活する少女や慢性栄養不良に近い少年にフォーカスしながら堀池アナウンサーが現状をリポートする。