
- ドキュメンタリー
2024年6月30日(日) 27:00~27:55
『第32回FNSドキュメンタリー大賞』
2024年6月30日(日) 27:00~27:55
最期を生きて―「看取り」支える訪問診療―
毎週(日) 27:00〜27:55
「死ぬんじゃなくて、最期の日まで、その人らしく生きるんだ」。そう語るのは2021年、松本市に訪問診療を専門とするクリニックを開いた瀬角英樹医師(62)。コロナ禍で増えた自宅での「看取り」を支えている。
がんを患い65歳で旅立った男性は、悔いなく過ごしたいと訪問診療を選び、自宅で妻や子、孫と笑顔の思い出を作った。一人暮らしの男性患者も、余命わずかと知り自宅へ。瀬角医師は、穏やかに過ごしてもらいたいと考えるが、十分なケアを尽くせず、悔しい思いをすることも。訪問診療はいつも「手探り」だ。
余命わずかとなった57歳の女性は、2人の子どもに手書きのレシピノートを残し、亡くなる前日「ありがとう」と家族に感謝を伝えた。今、子どもたちは母が残したレシピと、共に過ごした時間を胸に人生を歩んでいる。
死ぬことは、最期を生きること。住み慣れた家で、その日を迎えようとする患者と家族、それを支える医師を追った。
<制作>長野放送(2023年初回放送)
- <出演者>
- ナレーション:小林聡美
- <スタッフ>
- プロデューサー:嶌田哲也
- ディレクター:中村明子
- カメラ:砂原卓也
- 音響効果:増子彰
H0003648-0013
『第32回FNSドキュメンタリー大賞』
最期を生きて―「看取り」支える訪問診療―
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