400年前、スペインが最も栄えた時代。数多くの芸術家や作家が誕生し、黄金世紀と呼ばれた。そんな黄金世紀ゆかりの場所を訪ねる。
 中世がそのまま残っている世界遺産の街トレド。トレドを愛してやまなかった芸術家が、スペインでも最高の宗教画家の一人、エル・グレコだ。エル・グレコの作品とともに、彼が愛したトレドを見て回る。
 黄金世紀に首都となったマドリードには、多くの天才達が暮らしていた。中でも特に有名なのが、「ドン・キホーテ」の作者セルバンテス。セルバンテス縁のアルカサルデサンファン、コンスエグラを抜けて、スペイン最古の劇場か?あるアルマグロまで、スペインが一番華やかだった時代を追いかける。