#34(2024.10.31)
思悼世子の死
思悼世子が世子の地位を失ったことで、恵嬪ホン氏は宮殿から追われてしまう。思悼世子の母、暎嬪イ氏もショックのあまり食事すら口に出来なくなる。
木箱に閉じ込められた思悼世子は、これまでのことを思い出して涙を流す。そして英祖に許しを請うのだが…。
#33(2024.10.30)
暴政の果てに
自らの死を覚悟した思悼世子は、恵嬪ホン氏に別れを告げて、死刑場へと向かう。英祖は無惨にも思悼世子に自決しろと指示する。息子サン(のちの正祖)は、父親を助けようと英祖のもとへ向かい涙を流して訴えるが、その思いもむなしくその場から追い出されてしまう。
#32(2024.10.29)
宮中の崩壊
ナ・ギョンオンの密告により、平壌での出来事が明るみになり、英祖は思悼世子をひどく叱責する。そして人目のつかない地下に身を隠す。臣下の調べにより、思悼世子を陥れたのは、老論派のキム・サンノらの仕業だと確信するが、息子のために濡れ衣を被ったまま宮中を後にしようとする。
#31(2024.10.28)
修復できない関係
世子の地位から退けられる前に、大事を起こすよう、臣下に忠言される思悼世子は平壌に赴い、遊行にふけっていたが、重大な決断を下す。
思悼世子が抜け出した話は、あっという間に宮中内に広まった。だが英祖の耳には入らないよう、必死で事実を隠していたが、またしてもムンが悪事を侵す。
#30(2024.10.25)
苦難の道を歩む思悼世子
息子サン(のちの正祖)は思悼世子と英祖の間に立たされ、誰を信じればいいのか分からなくなってしまう。
そして思悼世子を侮辱する英祖を見て、不信感を覚える。
一方、思悼世子は、英祖との対立に嫌気が差し、すべてを捨てて智異山にある別天地を求めて、宮中から出て行こうとする。
#29(2024.10.24)
父の愛情
息子の即位式にも出席を許されなかった思悼世子は、英祖を憎むあまり、自らの手で臣下を殺してしまう。英祖と思悼世子の対立は深まるばかりで、収集のつかない状況に陥っていた。
その頃、思悼世子は民の暮らしを見せようと、息子を連れて外出する。そして息子に自分の夢を託し、日記を手渡す。
#28(2024.10.23)
父子間の疑い
危篤に陥った英祖だったが、一命を取りとめて、元気な姿を取り戻す。
病状に伏した英祖のそばを片時も離れず看病したのは思悼世子だったが、そうとも知らず英祖は冷たく突き放す。
その光景を悲しそうな目で見つめる恵嬪ホン氏がいた。
#27(2024.10.22)
寵愛されるサン
時は流れ英祖35年(1759年)、息子と娘の成長をほほ笑ましく見つめる思悼世子がいた。英祖との距離は縮まることはなかったが、幸せな日々を過ごしていた。だが、息子サン(のちの正祖)は英祖と思悼世子の不仲に気付き、悲しみの涙を流す。
ムンは2人の娘を持ち、さらに3人目の子を身ごもっていたのだが…
#26(2024.10.21)
濡れ衣を着せられた思悼世子
ムンは禁酒令が出ているにもかかわらず、思悼世子が酒を飲んでいると英祖に告げ口をする。何もかも信じられなくなった英祖は思悼世子がわざと火をつけて火事を起こしたと責め、世子の地位から退けようとする。
濡れ衣を着せられた思悼世子は行方を暗ましてしまうが、その反面で喜びの笑みを浮かべる者たちがいた。
#25(2024.10.18)
憎しみの果てに
ムンの宮殿に刀を持って侵入した思悼世子はムンを殺そうとする。
自ら犯した過ちの大きさに気付いたムンだったが、思悼世子に恐れをなすどころか、仕返しをしようと裏で手を回そうとする。
英祖は思悼世子を影で操る人物を探るよう指示し、思悼世子に会うことすら拒む。
#24(2024.10.17)
辛壬士禍の真実
ソングクをも侮辱され怒りに満ちたムンは、恵嬪ホン氏のもとを訪れひどく叱責する。思悼世子を心配した恵嬪ホン氏は事実を伏せていたが暎嬪イ氏と妾の耳に入ってしまう。
一方、思悼世子は幼き頃に辛壬士禍の話を聞かせてくれた、ハン・スギュのことを思い出し、事件の真実を究明しようとしていた。
#23(2024.10.16)
夫婦の絆
和緩姫に侮辱されたことが忘れられないムン。その噂は、あっという間に宮中に広まり立場を失ってしまう。
度重なる英祖の暴走に耐えきれなくなった思悼世子は、疑いを晴らすために英祖の前で自決することを決意する。
恵嬪ホン氏も、夫の意に従い、命を絶つことを心に決めるのだが…
#22(2024.10.15)
暴走する英祖
思悼世子と英祖の仲は悪化する一方だった。恵嬪ホン氏は影で必死に思悼世子を支えるが、父子間の葛藤は深まるばかりだった。
ムンは男児を生むことが出来ず、ひどく落ち込んでいたがムンの野望はとどまることを知らず、さらなる悪事を企てようとしていた。和緩姫は、そんなムンを許せず手をあげる。
#21(2024.10.14)
ムンの出産
替え玉の赤子を宮中に運ぶ途中、検問で疑われてしまい、宮中に進入できなかった。その話を聞いたムンは、ひどく動揺する。順調に進んでいた計画が、最後になり、崩壊しようとしていた。
すべては、ムンの悪事をそばで見ていた尚宮の仕業だった。
そして、ついに出産するのだが…
#20(2024.10.11)
思悼世子の危機
ムンから話を聞いた英祖は憤慨し、思悼世子を叱責する。
反対にムンとキム・サンノの関係を知った思悼世子は、英祖に告げ口をするムンを懲らしめようとする。
一方でムンは思悼世子の妾のもとへ手下を送り、味方に付けようとするが心から思悼世子を愛する妾はムンを拒絶する。
#19(2024.10.10)
勢力の対立
政務を忘れて、武芸にふける思悼世子は恵嬪ホン氏の言葉にも耳を傾けようとせず、国の将来についても案じようとはしなかった。
影では、ひそかに老論派と少論派の対立が続いていた。
思悼世子が老論派を支持しているという噂が流れ、少論派はあせりを隠せない。
#18(2024.10.9)
裏切られた恵嬪ホン氏
思悼世子に妾が出来たことを知った恵嬪ホン氏はショックのあまり涙を流すが思悼世子は妾に夢中になり、夜毎に会いに行く日々が続いた。サングクは、その話をムンに伝えるが、さらなる悪事を働くために、英祖には秘密にしておくよう伝える。
その頃、英祖は亡き母親にやっと恩返しできると心を弾ませていた。
#17(2024.10.8)
思悼世子の恋
ムンの告げ口により、さらに英祖の不審を買った思悼世子は、自分自身を見失い、刀を持ったまま逃亡してしまう。
その時、思悼世子の後をつけていた、宮中で仕える女に心を奪われ、関係を持ってしまう。
一方、ムンはサングクに思悼世子の様子を探るよう指示するのだが…
#16(2024.10.7)
親子の葛藤
思悼世子は英祖を喜ばせようと、英祖の亡き母の墓を王家の墓に変えることが正式に決まった。
その話を耳にしたムンは、サングクを利用して、思悼世子を陥れる悪事を企てる。その罠にはまった英祖は話に耳を傾けようとせず、思悼世子は、また心をふさいでしまう。
#15(2024.10.4)
孝道を尽くす思悼世子
思悼世子に王位を譲ろうとした英祖は、周囲の説得によりその命を撤回するが、心は晴れないままだった。
思悼世子は自責の念にかられて倒れてしまい、克服しかけていた病も悪化してしまう。さらには恵嬪ホン氏に対しても心を閉ざしてしまう。
#14(2024.10.3)
英祖の本意
思悼世子が病を克服しようと努力したことで、周囲は安堵していたが、その頃、宮中がざわつき始める。ムンが子を身ごもると、周囲は懐妊を祝福するどころか、思悼世子の息子を心配する声ばかりが高まっていた。
そのことで不快を顕わにするムンは、裏でさらなる悪事を企てる。
#13(2024.10.2)
心の病
思悼世子は幻想を見るようになり、正気を失ってしまう。日増しに悪化していく行動に歯止めをかけられず、恵嬪ホン氏は心を痛めるが…。
一方、本性を現し始めたムンは、暎嬪イ氏に仕える女官に手をあげて騒ぎを起こすが、これもすべて策略だった。そして自分の側近までをも犠牲にしようとする。
#12(2024.10.1)
伝染病の猛威
ムンは暎嬪イ氏に懐妊したことを告げるが、これまで、その事実を隠していたことに疑問を感じていた。
孫の誕生で喜びに包まれる英祖と思悼世子たち。父子間の葛藤もウソのように消え、平穏な日々を過ごしていたが、和協姫ははしかに侵され、この世を後にする。
#11(2024.9.30)
新たな生命の誕生
英祖の子を身ごもったムンは、誰にも口外しないよう側近に指示する。そしてムンは英祖の寵愛を独り占めしようと、さらなる野望を抱く。
英祖を恐れるあまり占術を学び、現実から逃げようとする思悼世子。恵嬪ホン氏は、そんな世子を説得している最中に産気づく。
#10(2024.9.27)
恐ろしき執着
英祖の子を身ごもりたいと願うムンの野望は次第に現実化していき、周囲は英祖の寵愛を受けるムンが男児を生むことを恐れていた。
一方、思悼世子は辛壬士禍について悩んでいた。
父親への疑惑が消えず、不審に思うあまり恵嬪ホン氏に悩みを打ち明け、意見を問うのだが妻をも疑い始める。
#09(2024.9.26)
孫の死
孫の死で、悲しみに暮れてしまう英祖と思悼世子ら。
だが何よりも深く傷ついたのは惠嬪ホン氏だった。新たな子を身ごもっている身だが、その悲しみは計り知れないものだった。
一方、その話を耳にして、うれしそうに微笑むムン。宮中に実の兄を呼び入れ、内部の情報を探るように指示する。
#08(2024.9.25)
ムンの台頭
他界した賢嬪チョ氏に尽くしてやれなかったことを後悔する英祖だが、かりもがりの間で出会ったムンが亡き母に重なり、しだいに心惹かれる。
そしてムンの狙いどおり、英祖と一夜を共にして、正4品の階級を手に入れムン・スグォンとなる。
その頃、恵嬪ホン氏に新たな命が宿るが、長男は命の危機に瀕していた。
#07(2024.9.24)
和協姫の生まれ変わり
思悼世子に息子が生まれたが、英祖は見向きもしなかったが夢の中に和平姫が現われ、不思議に思った英祖は孫の体を調べる。すると、和平姫と同じ箇所にアザがあることを発見し、生まれ変わりだと信じて疑わない。
だが、孫が生まれても思悼世子に対する態度を変えないどころが思悼世子への愛情は失われ、孫を寵愛し始める。
#06(2024.9.23)
孫の誕生
和平姫の死で、生きる気力を失ってしまった英祖は病に伏してしまい王の座を譲ろうと決心する。
思悼世子は王意を撤回するように訴えるが、その意は受け入れられず、思悼世子が英祖の代理を務めることになる。
思悼世子は英祖に認められようと努力するが、英祖の怒りに火をつけるばかりだった。
#05(2024.9.20)
息子への憎しみと妻の愛
和平姫はムンに噂を流した罪を問い詰めている最中に陣痛に襲われ、死産してしまう。和平姫が生きていることを知ったムンは自ら命を絶とうとするが、その和平姫までもが他界してしまう。
英祖は、寵愛していた和平姫の死により深い悲しみに暮れる。
#04(2024.9.19)
ムンの本性
英祖の子供を生みたいと願うムンはミン女官に呼び出され、はかない夢を見るなと叱責される。だが、ムン女官はソングクを利用して、英祖に近付こうと計画する。
一方、思悼世子は、宮中内で流れる悪い噂を耳にして、英祖に逆らい、娯楽にふける毎日を送るが、そんな世子のために惠嬪ホン氏は献身的に夫に尽くす。
#03(2024.9.18)
和協姫への寵愛
思悼世子と和協姫は英祖の目を盗んで和平姫を見舞うが英祖にばれてしまい、階段から突き落とされて病状に伏してしまう。
英祖は、そんな思悼世子を心配するどころか、和協姫ばかりに愛情を注ぎ、さらには懐妊していることを知って大喜びする。
#02(2024.9.17)
葛藤の始まり
辛壬士禍の真実を確かめようとしたせいで、父子間に溝が出来てしまい、いつの間にか思悼世子は英祖を恐れるようになっていた。
だが妻の恵嬪ホン氏に支えられ、英祖の寵愛を受けられる息子になろうと思悼世子は努力するのだが…。