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2025年3月12日(水) 12:00~14:00
<BSフジサスペンス傑作選>『山村美紗サスペンス赤い霊柩車36 惻隠の誤算』
2025年3月12日(水) 12:00~14:00
今日も明子(片平なぎさ)と春彦(神田正輝)は京都でデート。
春彦の希望で、生け花教室にやってきていた。
そこで出会った生け花の師範・寺石明生(浅利陽介)に、筋がいいと褒められ喜ぶ明子と「斬新なセンス」とお茶を濁され、苦い顔をする春彦。
明子と明生、名前が似ていることから、明生と仲良くなった明子は、家元のお屋敷での生け花の定例会に呼ばれ出席することに。
そんな折、明生が石原葬儀社を訪ねてくる。
先代・石原宗之助を訪ねてきたのだった。
明子が、なぜ父・宗之助を知っているのかと尋ねると、明生は驚いて、自分も宗之助の息子なのだと告白するのだった。
ショックを受ける明子だったが、養護施設で育ったという明生の話を聞き、幼少期の写真を見ると、確かに明生は宗之助の息子であり、明子の弟なのだということが判明する。
春彦と一緒に生け花の定例会にやってきた明子。
その会場で、朱雀流家元の朱雀正山(篠田三郎)から、明生が次期家元に指名されてしまう。
明生は、華道の腕はたつものの、正山の実の息子ではなく、養護施設から正山が連れてきた子ども。
それをよく思わない人間もいて、一門の中にあつれきが生じる。
明生は明子に、家元は太一郎(庄野崎謙)が継ぐべきなのだと話す。
朱雀流の内弟子になって、つらかった時期にも太一郎が居場所を作ってくれたおかげで、今朱雀流にいられるのだという。
しかし、太一郎は自身の夢を追い、アメリカでMBAを取得、今は経営コンサルタントとして活躍していた。
明子に明生は、父からもらったという土鈴を見せる。
その土鈴に明子は見覚えがあった。
自分も同じものを持っていたのだ。
そして、明生を弟として受け入れることを決める明子。
改めて姉弟として生きていくことになった翌日、狩矢警部(若林豪)からの連絡を受ける。
明生が遺体で発見されたというのだ…。
弟の死の真相をつかむため、明子は、事件解決に乗り出す。
- <出演者>
- 石原明子:片平なぎさ
- 黒沢春彦:神田正輝
- 狩矢警部:若林豪
- 秋山隆男:大村崑
- 内田良恵:山村紅葉
- 朱雀正山:篠田三郎
- 寺石明生:浅利陽介
- ほか
- <スタッフ>
- 原作:山村美紗『京都小犬土鈴殺人事件』より
- 脚本:福田卓郎
- プロデューサー:八木亜未(大映テレビ)
- 監督:葉山浩樹(フジテレビ)
- 企画協力:野木小四郎(大映テレビ)