初回放送日:2026年10月11日(日)
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今回の主役は【フランス製・AMILCAR CGSs(1928年)】
AMILCARというブランドは1921年パリで誕生。
1924年に送りだした車がシャシー・グラン・スポーツ(CGS)、さらに2年後、より低床型、床を低くしたという意味の「シュールベッセ」の「S」を付け足して発表したのがCGSsだ。
元のエンジンはサイドバルブ直列4気筒、1074CC、35馬力だったが、現在はストロークが伸ばされて1244CCになっている。
1920年代のフランスではAMILCARの他にSALMSON、BNCなどのメーカーから「サイクルカー」と呼ばれる極めて簡素で軽量な自動車が数多く作られた。
1920年に財政法が重量350㎏以下、排気量1100CC以下、座席は2つまで、であれば年に100フラン(当時の労働者の月給の約5分の1)の固定税でOKと改正されたので、当時のフランス国民に大きな反響を呼び、1920年に800台だったサイクルカーの登録が4年後には3万台に達したほどだった。
また、車重350㎏という枠によって独特の設計も生み出した。
軽量、低価格のために多くの車が後輪のデフを省くと、サイクルカー独特の後輪の間隔と細いタイヤが生まれ、それにより頑丈さや小気味のよいハンドリングと走行性能が得られることになった。
この車は、1920年代のフランスに生まれた「サイクルカー」を代表する一台である。




