初回放送日:2026年1月18日(日)
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今回の主役は1947年製【GILCO-FIAT 1100 STANGUELLINI(イタリア製)】
エンジンは1089CC・直列4気筒OHV、Weber28DCRキャブレターを2基装備、そして、スタンゲリーニによるチューニングが施されている。
スタンゲリーニとは自動車産業で知られた街、モデナで19世紀に誕生したメーカーで、レーシングカーの製作とレース活動によってその名を高めた。
この車のシャシー番号 0024050をもとに調べると、フレームは鋼管構造を得意としたフレーム製作の名門ジルコ社製で左右に太い円形鋼管を配した構造や形状などから1100CCクラス用シャシーと確認できる。
当時、ジルコ社のフレーム、シャシーは高い評価を受けていた。
かつて「メーカー不明」とされていたこの車は1985年、イタリア自動車史登録機関によって「1947年GILCO-FIAT 1100 STANGUELLINI」と認定された。
戦後のイタリアのロードレース文化と職人技術を伝える、極めて希少なレーシングカーといえる車である。




