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2024年12月20日(金) 08:55~10:00
<時代劇名作選>『盤嶽の一生』
2024年12月20日(金) 08:55~10:00
第10話(最終話)「二人ばんがく」
毎週(月)~(金) 08:55~10:00
盤嶽(役所広司)は道中、柴田重蔵(伊藤敏八)という侍一味から
追われている女・弥生(竹本聡子)と遭遇し、助けを求められる。
弥生を逃がした盤嶽に重蔵と侍一味が襲いかかるが、
名刀・日置光平で退治し、盤嶽はその場を去った。
そこへ空腹を抱えた貧乏浪人・村田甚兵衛(益岡徹)が通りかかり、
倒れている重蔵の懐を探り出した。
さらに、盤嶽の援軍を名乗る侍たちが駆けつけた。
実は弥生は、剣術指南念流浮田道場の娘で、道場の跡取を狙う重蔵から結婚を迫られていたが、
断ったために追われていた。盤嶽に助けられたことを父・浮田礼二郎(頭師孝雄)に告げたため、
援軍として侍たちが駆けつけたのだ。
甚兵衛を盤嶽だと思い込んだ侍達は、弥生を助けてくれたお礼がしたいという。
その言葉を聞いた甚兵衛は、道場へ向かう。
盤嶽の顔を見ていなかった弥生に正体もばれず、たっぷりとお礼を受けた甚兵衛は、
味を占めて盤嶽の名を名乗るようになる。
甚兵衛はその夜、旅籠屋に立ち寄った。
そこでは、本物の盤嶽が、金がないため居候をしながら働いていた…。
- <出演者>
- 阿地川盤嶽:役所広司
- 伊佐三:布施博
- おさわ:藤谷美紀
- 孝太郎:尾美としのり
- ほか
原作は白井喬二。戦前に名匠・山中貞雄監督、大河内伝次郎主演で映画化され、その影響を受けたという市川崑監督が、1話と2話を担当。山中監督シナリオ集をもとに、市川・役所コンビで、のどかさと活劇の激しさが入り混じる時代劇を作り上げた!
自らの刀を異常に愛してる素浪人である盤嶽が毎回、いろいろな人の嘘に巻き込まれながら悪人を退治していく。(全10話)