- 時代劇
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2022年5月13日(金) 07:01~08:02
<時代劇名作選>『盤嶽の一生』
2022年5月13日(金) 07:01~08:02
第8話「男と女」
毎週(月)~(金) 07:01~08:02
阿地川盤嶽(役所広司)は、源助(梨本謙次郎)とおりん(広岡由里子)という宿場町近くの農民夫婦と知り合い、野良仕事を手伝うようになった。汗をかいて作物を作り、それを食べる。雨の日には寝転んで雨の音を聞く。そんな生活が盤嶽には理想に思えた。
宿場や近在の農家では、お蝶(桃井かおり)という女が、「生き神様」とあがめられていた。家には「正直庵」の額がかかり、悩みを持った住民が訪れる。久左衛門(國村隼)という、どじょうヒゲの男が「お告げ」を伝え、お守り札を一枚二百文で買わせる。お札を作るのはお蝶。「お告げ」の中味を久左衛門に耳打ちするのもお蝶である。盤嶽はそんなお蝶に、「人の弱みにつけこむな」と言う。お蝶は、「盤嶽さんは強いからいいが、弱い人には神様との間を仲立ちする人が必要」と譲らない。
- <出演者>
- 阿地川盤嶽:役所広司
- 源助:梨本謙次郎
- おりん:広岡由里子
- お蝶:桃井かおり
- 久左衛門:國村隼
- ほか
原作は白井喬二。戦前に名匠・山中貞雄監督、大河内伝次郎主演で映画化され、その影響を受けたという市川崑監督が、1話と2話を担当。山中監督シナリオ集をもとに、市川・役所コンビで、のどかさと活劇の激しさが入り混じる時代劇を作り上げた!
自らの刀を異常に愛してる素浪人である盤嶽が毎回、いろいろな人の嘘に巻き込まれながら悪人を退治していく。(全10話)
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<時代劇名作選>『盤嶽の一生』
第8話「男と女」
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