シムチョンの誕生日会に招待されたユランは、ジュンジェと感動の再会を果たす。ナムドゥはカン･ジヒョンのことをユランに尋ねる。ユランからその女の正体を聞いたジュンジェは…。そんな中、チヒョンはジュンジェに肩入れするナム部長の息の根を止めようとし…。

シムチョンの心臓は自分に愛されなければ止まると知ったジュンジェは、自分の見た夢をシムチョンに話す。そんな中、ナムドゥは、デヨンとの関係が疑われるカン･ジヒョンの周りで相次いで人が亡くなっていることを突き止める。さらに、その女はユランと同じ高校の出身で…。

チン教授の助けで自分が前世と同じ縁で結ばれていると知ったジュンジェは結末を変えるため、何があってもシムチョンを守ることを決意する。一方、ユランはジュンジェが高校生の時に家出したと知りソヒを訪ねる。ソヒに侮辱されたユランはジュンジェを見つけ出すと宣言する。

シアはユランが作った料理が好きなジュンジェのため、ユランを連れてジュンジェの家を訪れる。そして、ジュンジェの部屋で母親と写る幼き日のジュンジェの写真を見つけ…。一方、ジュンジェはデヨンがシムチョンを拉致した証拠を探すため、ホン刑事と行動を共にするようになる。

ジュンジェに全財産を相続させたいと弁護士に話すイルジュン。チヒョンは偶然その話を聞いてしまい、イルジュンの本音を知ることになる。そんな中、病院へ行ったユランは偶然イルジュンとソヒを見かける。ユランと目が合うも、イルジュンはほとんど目が見えておらず…。

デヨンの目撃現場に向かったホン刑事は、そこに居合わせたジュンジェを拘束する。ジュンジェは、ホン刑事たちの会話からシムチョンに危険が迫っていることに気づき、ホン刑事とシムチョンの行方を追う。一方、デヨンは夢の中に出てくるシムチョンとよく似た人魚が頭から離れず…。

ジュンジェが詐欺師だと知ったシムチョンは、ジュンジェに対する失望感から家を出る。ジュンジェは不安な気持ちで必死にシムチョンを捜すが、シムチョンはチヒョンと一緒にいて…。一方、デヨンを追っていたホン刑事はデヨンの新たな過去を知り、捜査に拍車をかけるが…。

シアに連れられ、タムリョンの肖像画を見たジュンジェは衝撃を受ける。シアもその肖像画を見ようとするが…。一方、計画どおりジンジュの家に招待されたジュンジェとナムドゥは、シムチョンとともにジンジュの家へ向かう。シムチョンは自分が詐欺に加担してるとは思わず…。

ナム部長が入院する病院でイルジュンに再会したジュンジェはつらい過去を思い出し、父親を冷たく突き放す。シムチョンは、必死に心の痛みを隠すジュンジェを抱きしめる。一方、ジュンジェは夢の中で何度もメッセージを送ってくるタムリョンの正体が分からず悩み苦しむ。

愛する女性と結ばれなかったジョンフンは、心臓が固まり命が果ててしまう。シムチョンは手遅れになる前に、元いた場所に戻るとジュンジェに告げるが、ジュンジェはそれを止める。一方、ジュンジェは自分を襲った男が脱走犯のデヨンで、シムチョンにまで接近していたと知り…。

シムチョンは男の人魚ジョンフンに出会い、男を落とすためには“嫉妬”が必要だと教わる。ジョンフンに協力してもらいジュンジェとの距離を縮めていく。一方、ナム部長と連絡が取れないことを不審に思ったジュンジェは再び連絡を試みるが、ナム部長の携帯はデヨンの手にあり…。

ジュンジェは初雪が見れず残念がるシムチョンをスキー場へと連れていく。スペインでジュンジェから聞いた愛の意味について話すシムチョンに、ジュンジェは複雑な感情を覚える。一方、高利貸しの男が殺害された事件の手がかりを探していたホン刑事は、デヨンに出くわすが…。

シムチョンが事故に遭ったと知ったジュンジェは、駆けつけた病院で真っ青になって横たわるシムチョンを発見する。車を運転していたのはジュンジェの兄チヒョンで、ジュンジェに運が悪かっただけだと弁解する。一方、ナム部長はイルジュンの車の中にあった盗聴器を発見し…。

ジュンジェはシムチョンに妙な感情を抱きつつも、スペインでのことを話そうとしないシムチョンを家から追い出してしまう。しかし、ジュンジェは初雪の日に南山で会いたいというシムチョンの願いを叶えるために南山へと向かう。一方、シムチョンも南山へ向かうが…。

結局ジュンジェは女を放っておけず家へ連れていく。そして、名前がないという女に“シムチョン”という名前を付ける。一方、殺人容疑で収監中に脱走したデヨンが行方不明になって３か月。ジュンジェの隣家で殺人事件が発生する。デヨンが警察を装い家を訪ねてきて…。

ジュンジェは警備員に追われる女に妙な既視感を抱き、スペインでの記憶を取り戻すためその女を助け出す。その“猟奇的な女”はジュンジェの問いに答えようとせず、ジュンジェはその場に置き去りにしてしまう。しかし、詐欺師にだまされそうになったところをジュンジェが助け…。

海に飛び込み、気がつけば砂浜にヒスイの腕輪と１粒の真珠とともに１人残されたジュンジェ。そして、ソウルに戻ったジュンジェはナムドゥから腕輪について聞かれるも、その記憶がなく困惑する。一方、人魚はジュンジェとの約束を守るため、海を渡ってソウルを目指す。

行くところがなかったジュンジェは、人魚と共に友人がいる教会へ行く。愛の意味を問う人魚に、ジュンジェは愛は危険なものだと答える。翌日、教会を去り“世界の果て”と言われる思い出の場所へ向かったジュンジェと人魚だが、再びジンオクの追っ手に追い詰められ…。

スペインを訪れたジュンジェは１人の美しい女性と出会う。その女が人魚だとは夢にも思わないジュンジェは、自分を待ち続ける女を見捨てることができずホテルに連れて帰る。一方、ジュンジェにだまされ憤慨したジンオクは追っ手を放ち、ジュンジェと人魚は追われる身となる。

1598年８月、江原道。新任県令のタムリョンはヤン氏の旅館を訪れた際、生け捕りにされた美しい人魚と出会う。人魚を哀れんだタムリョンは、ヤン氏の罪を口実に人魚を海に逃がす。それから時は流れて現代のソウル。そこには詐欺師として生きるジュンジェの姿があった。