番組情報
情報・ドキュメンタリー

『密着!かかりつけ医たちの奮闘~第8回 赤ひげ大賞受賞者~』


次回の放送予定

2020年3月28日(土) 12:00~12:55


 超高齢化が現実となった今、私たちにとって欠かすことのできない存在…それが「かかりつけ医」。
 日本の各地には、長年にわたり、地域に暮らす人々の健康を見守り、より良い暮らしを実現するために尽くしてきた医師たちがいる。離島、過疎の進んだ村、交通の便の悪い地域等…そんな地域で、日々献身的に医療に身を投じる医師たちに送られるのが、山本周五郎の小説「赤ひげ診療譚」にちなんで創設された「日本医師会 赤ひげ大賞」。地位や名誉のためではなく、自らの医師人生を地域の人々のためにささげてきたその真摯な姿を称え、送られる。番組ではその受賞者5人に密着。
 日本の医療現場が抱える課題に向き合い、活動を続ける彼らの奮闘に迫る。

●岩手・木澤健一先生(91歳)
 岩手県宮古市で診療所を開業し57年。今なお現役で診療を続ける木澤健一先生。診療所での診察のみならず、64年にわたる学校医としても活動。地域医療に貢献している。また宮古市は全国的にも医師数の少ない町。「木澤医院」は宮古市の津軽石地区で唯一の診療所。木澤先生は今日も町の人々の診察にあたっている。

●群馬・内田先生(83歳)
 群馬県沼田市にある「内田病院」で外科医として地域医療に携わる内田先生。開業当時から地域の高齢化問題を見据え、院内に老人保健施設を併設。また病院から徒歩圏内に老人ホームや保育園内にデイサービスの機能を持たせた複合施設を開設。地域のあらゆる世代のニーズに応えた医療を行なっている。

●鳥取・湯川先生(83歳)
 鳥取県東伯郡三朝町にある「湯川医院」。消化器科をはじめ、内科全般を専門にしている湯川喜美先生。診療所には、先生の明るい人柄に惹かれて訪れる患者さんも多い。「病気を診るのではなく、人をみる医者」をモットーに、地域医療に取り組んでいる。

●広島・釋舎先生(61歳)
 広島県の瀬戸内海に浮かぶ島、大崎上島。祖父、父と代々受け継がれてきた「ときや内科」の釋舎龍三先生。離島にありながら、本土と変わらぬ治療を施せるようにと、高度な機器を次々導入。「島で最期を迎えたい」という島民の願いを実現するため、様々な職種と連携し島での終末期医療を実現させた。

●鹿児島・古江先生(98歳)
 鹿児島県霧島市で長年にわたり地域医療を行なっている古江増蔵先生。現在、介護老人保健施設で施設長を務め、98歳になった今も現役の医師で活躍している。医師を続ける中で、医療と福祉の連携が必要だと感じ、同じ敷地内に障害者支援施設や特別養護老人ホームを開設。地域住民の環境の変化に柔軟に対応し、その時に必要な医療を実現してきた。

出演者・スタッフ
<スタッフ>
プロデューサー:宮本智
制作協力:共同テレビジョン