＜BSフジサンデープライム＞『愛と青春の宝塚～恋よりも生命よりも～』

昭和19年。宝塚大劇場が海軍中尉・速水（仲村トオル）の宣告により閉鎖された。
リュータン（藤原紀香）、タッチー（木村佳乃）、トモ（中谷美紀）、エリ（米倉涼子）、ベニ（春花）らは影山（椎名桔平）らと共に満州などに慰問に回る日々を過ごしていた。
そんな中、トモの体調が悪化。
タッチー以外は、その時初めてトモが不治の病におかされていることを知る。
死ぬまで舞台に立っていたいという思いを受け止め、最後までコンビを組むことをリュータンは誓う。
日本に戻ってきたタッチーは、養父・佐原（生瀬勝久）により売り飛ばされそうになったところを速水に救われ、その時二人は初めて互いの気持ちを知るのだった。
一方リュータンは、今一度自分の気持ちをぶつけてみる。そして、遂に思いをとげるのだが…
その後、影山の中にまだタッチーがいると思い、自ら影山から離れていく。
スターとしてのプライドを取り戻し、再開されることになった舞台へと向かうリュータン。
だが、その時すでにトモは自分の力では立つことができない程憔悴しきっていた。