秋田内陸縦貫鉄道は1986年、秋田内陸南線と北線に分断された状態で国鉄から第三セクター鉄道として発足した。
北秋田の鷹巣から仙北市の角館までの全線開通は1989年。秋田の内陸部を南北に縦断する94.2キロの路線。
気動車の走るローカル線で、「あきた美人ライン」の愛称で地元の足、観光列車として親しまれている。
大太鼓の町、鷹巣を出て、独特の狩猟文化をもつマタギの里、阿仁マタギへ。錦秋の田沢湖の最寄り駅松葉を経て、みちのくの小京都として名高い角館で秋田新幹線に接続する。
今回はひと足早いみちのくの秋を満喫する。