函館から長万部、小樽を経て札幌、旭川を結ぶ全長423キロの函館本線。駒ヶ岳や羊蹄山、そして内浦湾や石狩湾など北海道らしい山と海のダイナミックな景観が楽しめる路線である。また、現在は主要幹線の座を室蘭本線や千歳線に譲った長万部~小樽間では、SLニセコ号がのどかな風景の中を走り、秋の北海道を楽しめる名物列車として人気を集めている。特急スーパー北斗やL特急スーパーカムイといった高速列車の魅力も紹介しつつ、道南から道央へと旅をする