2024年4月25日(木) 21:55~22:00

『絶景 日本の橋』

次回の放送予定

2024年4月25日(木) 21:55~22:00
#4

毎週(水) 21:55~22:00

今回紹介するのは…八幡橋(はちまんばし)。「深川の八幡様」として江戸庶民の信仰を集めて来た富岡八幡宮の裏路地にあるボウストリング・トラス橋。弓に弦を張ったような形状から、こう呼ばれている。八幡橋が最初に架かけられたのは、中央区の楓川(もみじがわ)。国産の原料で初めて作られた鉄橋で、名前も「八幡橋」ではなく、「弾正橋(だんじょうばし)」だった。関東大震災のあと、撤去の危機にさらされましたが、橋を取り壊すことを惜しんだ人々によって、昭和4年に現在の場所に移設されました。そんな歴史を紐解きながら、八幡橋の魅力を余すことなくお届けする。

出演者・スタッフ

<出演者>
ナレーター:本仮屋ユイカ
<スタッフ>
演出:宮本智
ディレクター:白井奈津美
プロデューサー:池端強

番組概要

歴史を未来につないできた橋を巡る物語。この番組では、日本各地にある「橋」を、その場所に作られた経緯や歴史を紐解きながら「橋」に込めらた様々な工夫や建造技術を紹介すると共に、その美しさを余すことなくお届けする。「橋」は、古くから人々の暮らしと密接に関わって来た建造物。日本国内には約73万もの橋がある。そして、実にたくさんの用途がある。人が渡るための橋、車と電車が渡る橋、川の上はもちろん、海の上を渡る橋、深い峡谷を結ぶ橋、水道橋など…また「橋」の構造にも、実にいろいろな種類がある。桁橋、トラス橋、アーチ橋、ラーメン橋、斜張橋、釣り橋…。普段、私たちが何気なく渡り、利用している「橋」を知ることは、日常の風景に新しい価値を発見することにつながるかもしれない。

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