番組情報
時代劇

<時代劇名作選>『座頭市物語』


お知らせ

8月1日(火)からは、『新・座頭市Ⅰ』を放送!


次回の放送予定

2017年7月31日(月) 08:55~09:54

毎週(月)~(金) 08:55~09:54


第26話「ひとり旅」(最終回)


 没後20年の節目を迎えた名優・勝新太郎が主演を務める大ヒット時代劇「座頭市」シリーズ!今回は、ゲストに中村鴈治郎、由美かおるが登場!
 
 悪どい渡世をさんざん座頭市(勝新太郎)に愚弄され、面目丸つぶれの五人の悪親分たちの共同出資で、市の首には大枚五百両の賞金がかかっていた。一匹狼の旅烏潮来の源次(竹脇無我)は、欲は二の次の若さゆえの無鉄砲で、執拗に市をつけ狙う。また関八州を股にかけて金のなる木を探しているとうそぶく遊び人からすの松(中尾彬)は、欲で市を追う。

 斬ったはったの因果な稼業につくづく嫌気がさした市の足は、自然と生まれ故郷の方に向かう。そこには、孤児の市を可愛がってくれた懐かしい良海和尚(中村鴈治郎)がいる。村へついてみれば、和尚はフグの毒にあたって大騒ぎの真っ最中。相変わらず生臭さ坊主の和尚さんだ。

 九死に一生を得てやっと息を吹き返した和尚は、昔のままの慈愛深さで温かく市を迎えた。「まだ、お天とう様をまともに拝めないような暮らしをしているな?」。いたずらを叱られるわんぱく小僧のような神妙さで、洒脱で人間味あふれる和尚のお説教を聞いていると、街道暮らしで荒れた市の心は自然と和んだ。市には、和尚と仲良しの村娘おゆみ(由美かおる)の親切が身にしみて嬉しかった。

 それからしばらくして、村々には、檀家回りをする和尚について歩く“大きな小僧さん”市の姿が見られた。おゆみが真剣にすすめたこともあり、市は仕込み杖を数珠に持ち替え、このまま村で平和に暮らすつもりだった。だが、所詮は堅気には帰れぬ運命なのだ・・・。寺に市がいると聞き、土地の親分仙波の長兵衛(南祐輔)一家が色めきたった。一家にからすの松が草鞋を脱ぐ。潮来の源次も村に入った。目つきのよくない男たちがうろつきだし、おちおち野良仕事にも手のつかない村人たちは、みんな市のせいだと和尚に団体交渉。そして…。

出演者・スタッフ
<出演者>
座頭市:勝新太郎
良海和尚:中村鴈治郎
潮来の源次:竹脇無我
おゆみ:由美かおる
からすの松:中尾彬
仙波の長兵衛:南祐輔
鉾田の岩松:轟謙二
乾分の半次:影山丈二
ほか
<スタッフ>
原作:子母沢寛
脚本:直居欽哉
監督:三隅研次
音楽:富田勲
制作:勝プロ/フジテレビ




番組概要
 ご存知、勝新太郎の代表作『座頭市』のテレビシリーズ。映画からテレビシリーズとなり、全100話作られた。本作は1974年から翌年にかけて制作された最初のシリーズ。森一生、三隅研次、田中徳三、井上昭、安田公義ら映画の座頭市も手がけた旧大映の監督陣が存分に腕を奮い、市と毎回ゲスト出演する豪華スターとの交流を叙情的に描いた。また音楽は後に世界的シンセサイザーアーティストとなる富田勲が手がけており、そのアバンギャルドなサウンドにも耳を傾けてほしい。また、毎回登場する豪華ゲストや、勝新太郎自身がメガホンをとるエピソードなどトピックスも多く、全話必見のシリーズだ!(全26話)