番組情報
旅・紀行/情報・ドキュメンタリー/音楽

<BSフジサンデースペシャル> 『辻井伸行×ニューヨーク ~解き放たれた天使の翼~』【完全版】




次回の放送予定

2017年1月2日(月) 16:30~18:55



 2016年夏、辻井伸行はアメリカ・ニューヨークを訪れた。ニューヨーク・マンハッタンの中心に位置する「セントラルパーク」で開かれる夏のイベントに招待されたのだ。100年以上続く伝統ある野外コンサートに、日本人で初めてメインを務めることとなった辻井。
 野外でのフリー・コンサートは、辻井にとって初めての試み。さらにニューヨークは、辻井にとって特別な場所だという。12歳の時、「カーネギーホール」の小ホールで演奏した辻井は、いつか大ホールでの演奏を夢見ていた。それから夢を実現させるため、努力に努力を重ね、17歳史上最年少でショパンコンクールに挑戦、2009年ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで日本人初優勝。2011年には念願の大ホールでNYデビューリサイタルを果たす。“世界の辻井”へと成長を遂げる原点となった場所でもあるのだ。
 今回、このステージで共演するのは「オルフェウス室内管弦楽団」。この楽団は、通常いる指揮者の指示がなく、それぞれが意見を出し合い、作り上げるという独創的な演奏スタイルをもつ。その革新性と高い芸術性は他の追随を許さない世界トップレベルのオーケストラ。実は辻井とは2年ぶりのタッグである。ここで演奏するのは、ベートーベンの「ピアノ協奏曲第5番」。ベートーベンは王家の間で親しまれたクラシックを民衆に広めることに努めたという。
このコンサートには、エンタテインメントを求めて多くの人が集う。もちろん、クラシックを知らない人たちもいるのだ。辻井は、「クラシックを知ってもらうきっかけになれば」という思いを胸にしながら演奏に臨む。目の肥えたニューヨーカーを前にどんな音色を響かせるのだろうか?
セントラルパークに、辻井の演奏が響き、訪れた観客の心を魅了していく。
 また、今回のニューヨークの旅は辻井伸行にとって刺激に満ち溢れていた・・・。
 アメリカの音楽文化に触れるため、辻井は様々な体験をする。本場ジャズクラブでの飛び入り演奏、そしてまさに必見なのは、世界を舞台に活躍する一流タップダンサーとの即興共演、魂の音と音を感じ合いぶつけあう2人が織りなす音楽の迫力は、他では絶対に観られない圧巻のシーンであった。エンターテイメントが根付くこの街で大きな刺激となる出会いに、きっと辻井伸行は“音楽の持つチカラと可能性”を改めて実感したにちがいない。そして最後に、このシリーズならではのシーンを少しだけお知らせすると・・・、辻井伸行は人生で初めて宙を舞ったのだ!
 他の番組では絶対に観られない辻井伸行の魅力を是非今回もお楽しみに!

※辻井さんの「辻」の文字の正しい表記は、しんにょうは一点、「辶」(三画)の形になります。 文字のフォントによっては表記が「辻」になります。


出演者・スタッフ
<出演者>
辻井伸行
ナレーション:石田ゆり子

番組概要
 辻井伸行が、強い思いを抱く曲とともに異国を訪ね、音楽を通じて人々との交流を深めるBSフジオリジナル企画第6弾。
 トルコ・アンタルヤ音楽祭での「トルコ行進曲」(モーツァルト)、ロシアの巨匠ワレリー・ゲルギエフとの「ピアノ協奏曲第1番」(チャイコフスキー)、ベトナムでの恩師との再会と東南アジアツアー、敬愛するラフマニノフゆかりのスイスで奏でた「ピアノ協奏曲第2番」(ラフマニノフ)、クラシック界最高峰の舞台『ムジークフェライン』での「ピアノ協奏曲第3番」(プロコフィエフ)。そして今回は、世界の辻井へと成長を遂げる原点となった特別な場所、ニューヨークを訪れる。

<過去の放送>
■『ピアニスト辻井伸行×トルコ行進曲 ~トルコ・アンタルヤに奇跡の音色が響く~』
2012年2月放送
天才ピアニスト、辻井伸行がトルコ・アンタルヤで「トルコ行進曲」を披露! 
オスマン帝国ゆかりの地で、名曲誕生の背景にも迫る。
■『辻井伸行×チャイコフスキー ~白夜音楽祭&サンクトペテルブルク紀行~』2012年10月

ロシアの巨匠ゲルギエフとの共演や、チャイコフスキー本人のピアノでの即興演奏など、
豪華かつ貴重、奇跡的な映像満載でお届けする。
■『辻井伸行×東南アジア紀行 ~心を繋ぐメロディー~』2013年10月

ベトナムでクラシック音楽を広めようと心血を注ぐ日本人指揮者との再会、そしてベトナム民族楽器合奏によるサプライズには、辻井の心が動く・・・。
■『辻井伸行×スイス紀行 ~ラフマニノフが愛した国を訪ねて~』2014年6月(同年12月3時間SP)
ワーグナー、ラフマニノフのピアノで彼らの曲を弾き、偉大な作曲家に向き合う。この地で感じたものを音に変え、辻井はバーゼル交響楽団とラフマニノフを熱演する。
■『辻井伸行×オーストリア~音楽の都ウィーンの心を震わせた瞬間~』2015年10月(同年12月完全版)
音楽の都ウィーンでのデビュー、クラシック界最高峰の舞台『ムジークフェライン』で、佐渡裕との夢の共演!「プロコフィエフのピアノ協奏曲第3番」、音楽に厳しいウィーンの人々の拍手が鳴り止まなかった。

【辻井伸行 プロフィール】 
2009年6月に米国テキサス州フォートワースで行われた第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールで日本人として初優勝して以来、国際的に活躍している。11年と14年にはカーネギーホール、13年のイギリス最大の音楽祭「プロムス」、15年のウィーン楽友協会をはじめとする演奏会はいずれも絶賛されている。エイベックス・クラシックスより継続的にCDを発表し、2度の日本ゴールドディスク大賞を受賞。作曲家としても注目され、映画《神様のカルテ》で「第21回日本映画批評家大賞」受賞。