ゲスト:野口五郎 11月30日(土)放送

 今夜のアーティストは野口五郎。
 「ザ・スター」に出演した32年前は25歳だった野口。アイドル“新御三家”の熱狂も落ち着き、大人の歌手への曲がり角だった頃。冒頭の過去映像「青いリンゴ」はちょうど急性肝炎で入院し、退院後初めて仕事に復帰した際の映像ということで印象深かったようだ。
 デビュー翌年の1972年には当時最年少で紅白歌合戦に出場、その後10年連続で出場し続けることになる。このことには自分でも驚いたという。過去映像でも披露する「君が美しすぎて」は1973年、憧れ叶ってロンドンで初海外レコーディングを行ったという思い出の曲だ。
そして野口の代名詞とも言える大ヒット曲といえば何と言っても「私鉄沿線」。しかし「甘い生活」がヒットチャート1位を獲得した後だったため、作曲を担当した実兄がプレッシャーを感じて十二指腸潰瘍で吐血したという驚きのエピソードも。
 さらに“凝り性”だという野口は小1の頃からギターの魅力にはまり、「真夏の夜の夢」など、過去映像の中でもギターを弾きながら歌う姿が多くみられる。そのギターと同じくらいに現在“凝って”いるのはコンピューター。楽曲のコンピュータープログラミングなどお手のもの、スマホのアプリも開発、特許まで取得するという本格派だ。
 それでも「今一番楽しことは?」と聞かれれば、コンサートで歌っているとき、と迷わず答える。歌を歌い続けることが一生の課題、いつまで歌を提供し続けられるかを追求したいと語る姿はやはり今もなお輝き続ける“スター”そのものだ。

曲目

  • 「青いリンゴ」
  • 「オレンジの雨」
  • 「君が美しすぎて」
  • 「甘い生活」
  • 「グッドラック」
  • 「真夏の夜の夢」
  • 「僕をまだ愛せるなら」
  • 「私鉄沿線」