番組情報
情報・ドキュメンタリー/スポーツ

『The GAME ~震えた日~』


次回の放送予定

2017年12月28日(木) 20:00~21:55


1985年プロ野球日本シリーズ 阪神タイガースVS西武ライオンズ


 心に残る伝説の名勝負を現代に伝える『The GAME~震えた日~』。第10回を迎える今回はプロ野球日本シリーズ企画の第4弾として「1985年プロ野球日本シリーズ 阪神VS西武」の模様を当時の選手たちの証言とVTRを交えてお伝えする。
 1985年、阪神は球団創設50周年をむかえ、何としてもリーグ優勝をしたかった。そこで吉田義男を監督に起用。また、ランディ・バースを筆頭とする掛布・岡田・真弓を擁する猛虎打線がセ・リーグを席巻。4月17日の巨人戦での「掛布・岡田・バースのバックスクリーン3連発」は語り草となるほど、その破壊力は阪神ファンのみならずプロ野球ファンを魅了。ついには21年ぶりのリーグ優勝を達成した。
 対する、西武はこの年、工藤公康・東尾修・渡辺久信・松沼博久ら盤石の投手陣を擁し、球界1位の防御率で広岡体制4年にして3度目のリーグ制覇を達成。2位と15ゲームをつけるぶっちぎりの優勝だった。
この両者の闘いは社会現象となるほど日本中が沸き立った。結果は阪神が4勝2敗で球団史上初の日本一となったが、シーズン本塁打219本の猛虎打線を擁する挑戦者・阪神は、緻密なデータを基づく広岡管理野球をいかに打ち破ったのか!?そして、その裏にはどんなドラマがあったのか?
番組には阪神側の証言者としてミスタータイガース・掛布雅之と、このシリーズ第1戦と第5戦に先発した池田親興。西武側の証言者として、第2戦~第4戦でリリーフ登板した東尾修とシリーズの敢闘選手となったミスターレオ・石毛宏典を招き、シリーズの知られざる裏側に迫る。

 シリーズは、10月26日に西武ライオンズ球場で始まった。第1戦、西武は阪神打線を警戒し、徹底したインコース攻めで阪神を7回まで無失点に抑えた。しかし0-0で迎えた8回表バースの3ランで先制。投げては先発・池田が9回を守り切り3-0で阪神が西武を完封。試合後、池田はこの年のセ・リーグ最下位のヤクルトを引き合いに出し「今日に限って言えばヤクルトのほうが恐かった」との談話を残している。これにゲストの石毛は「今日初めて聞きましたけど、頭にきますね。あの時聞いていれば“なにくそ!”となっと思う」と振り返った。
 
 第2戦、西武は3回裏、石毛のソロホームランで先制するも4回表バースが2ランで阪神が逆転。さらに7回裏、西武は1アウト1.3塁で辻がスクイズを試みるもバースの好守で無失点に終わってしまう。西武はまたもバースにやられ、結果は2-1で阪神が勝利し、西武は本拠地でまさかの2連敗を喫した。掛布はこの試合を「広岡監督の誤算は、阪神は打つだけで守れないチームという印象があったんじゃないか」と語る。これに石毛も「確かにそれはあったかもしれない」とし、連敗については「シリーズ前に自信があったから、すごいショックだった」とその時のチーム状況を振り返った。
 
 会場を甲子園に移して迎えた3戦目。西武は2回表、石毛が2試合連続となるホームランなどで4点を先制。しかし3回裏、三度バースのホームランで阪神が1点差に詰め寄った。しかし、その後、西武は追加点をあげ6-4で、ついに1勝を挙げた。西武は、エースの東尾を日本シリーズでリリーフ起用する作戦を以前から続けていたことに、掛布や池田は「広岡監督の東尾さんの起用法が凄い!それに応える東尾さんもすごい」と絶賛する。東尾は「決まっていたから、まぁ、やりがいも感じていた」と答えるのだった。
この試合から“眠れる獅子”が目覚め、第4戦も西武が勝利し、シリーズは第6戦までもつれ込んだ。果たしてセ・リーグを席巻した猛虎打線は、王者の獅子をいか追い詰め、飲み込んでいったのか?ゲストたちの証言から勝敗のターニングポイントがあぶり出される。

【シリーズ結果 詳細】
第1戦 10月26日 〇阪神3-0西武 (@西武ライオンズ球場)
第2戦 10月27日 〇阪神2-1西武 (@西武ライオンズ球場)
第3戦 10月29日 〇西武6-4阪神 (@甲子園球場)
第4戦 10月30日 〇西武4-2阪神 (@甲子園球場)
第5戦 10月31日  西武2-7阪神〇(@甲子園球場)
第6戦 11月 2日 〇阪神9-3西武 (@西武ライオンズ球場)

4勝2敗で阪神タイガースが球団史上初の日本一を達成。

出演者・スタッフ
【MC】
阪神側:馬場鉄志 / 西武側:福井謙二

【ゲスト】
掛布雅之(元・阪神タイガース 野手)
池田親興(元・阪神タイガース 投手)
東尾修(元・西武ライオンズ 投手)
石毛宏典(元・西武ライオンズ 野手)