鉄道伝説

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第28回「鉄道車両技術の再生“失われた10年”を取り戻せ」~営団300形~

 戦前、日本の鉄道車両技術は海外に学ぶ事で発展を遂げてきた。だがその発展は戦争の影響により10年もの間、足止めされていた。
 戦後の荒廃した中、昭和21年 鈴木清秀は東京の地下鉄網を担う帝都高速度交通営団の三代目総裁に就任。営団の未来のため、「日本で最も優れた運転屋」東義胤も招き入れ、日本の鉄道技術をリードすべく準備が整えられていた。
 昭和26年、池袋-御茶の水間を結ぶ戦後初の地下鉄新線・丸の内線の建設開始。営団は米・ウェスチングハウス社が製造した駆動方式、カルダン方式を始めとする数々の欧米の最新技術を用いた画期的な新形高性能電車の導入を決断。海外視察に出た鈴木総裁からは、あまりに斬新なカラーとデザインが提案された。
 開発では長年の遅れから、海外から取り寄せたサンプルはその構造すら全くわからず、大きな衝撃を受ける中「世界に誇る最新車」誕生に向けて手探りでの開発が始まった。



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