•  アートディレクター・佐藤可士和。
     ユニクロ、TSUTAYA、SMAP、ステップワゴンなどのアートディレクションをはじめ、最近ではカップヌードルミュージアムの総合プロデュースをも手がける。誰もが1度は目にしたことのあるそのデザインは、斬新でありながらいつのまにか私たちの日常へと入ってくる。時代をリードする新しい発想。
     そこには、佐藤可士和流の新しい視点の見つけ方がある。
     「日常に“リアリティ”を感じなければ社会を動かすものはつくれない」
    そう話すトップクリエイターを夢中にさせる“リアリティ”がある。
     《子どものために》と家族で始めた『週末農業』。今や子どもの友達家族総出での大イベント。農園で人参やカブを自分の手で土からひっこぬき、生のまま丸かじり。「地球の味がする」という採りたての野菜は大人も子どもも食べ出したらとまらない。その傍ら、何やら男同士で盛り上がるのは・・・
     「パパ友って、すごいイイよね!」
     佐藤可士和の口からこぼれた意外な言葉。
     子どものパパであることだけで知り合ったパパ友たちと、気兼ねなく語らうのが彼にとってのひそかな楽しみの時間。農園という夢の食卓で、新たな仲間との絆が生まれていた。